30年耐久
フロアコーティングにはいくつかの種類があり、代表的なものとしてはガラスコーティング、UVコーティング、シリコンコーティング、ウレタンコーティングなどです。
その中で、当社が取り扱うEPCOATは『ガラスコーティング』。
フロアコーティングの中では一番新しく出来たもので、これまで実績が多かった有機系のウレタンコーティングやUVコーティングのシェアを奪って需要を伸ばしています。
EPCOATの特徴は、性能面と見た目に分けられます。性能面では、業界最高クラスの耐久性を持っており、30年以上ご自宅のフローリングを保護することが可能です。
また、防汚性(汚れ落ち)、耐傷性(傷のつきにくさ)、紫外線カット機能など十数種類もの性能を第三者機関からの調査によって証明されています。
見た目に関しては、EPCOATはツヤが少ないマットなコーティングで、ピカピカになるUVコーティングとは対照的な仕上がりとなります。
床の自然な質感を好まれる方や、ツヤツヤなフローリングはあまり好みでない方などに多くお選び頂いております。
また、さらにマットな仕上がりになるEPCOAT-M(マット)という商品もご用意しております。
EPCOATは高い防汚性を持っており、未施工のフローリングだと跡が残ってしまうような汚れも拭き取り清掃する事が出来ます。
下の画像は左側がガラスコーティング施工済み中央が未施工のワックスフリーの突板フローリング右側がいわゆるワックスが施工されているものになります。
汚れが付いたフローリングを、除光液をつけたティッシュで拭き取った場合、EPCOATを施工した上に付いた汚れは簡単に落ちますが、未施工やワックス施工のフローリングの場合、汚れが染み付いて跡が残ってしまっています。
除光液は家庭で手に入る薬品の中で強い部類のものになりますが、試験管やビーカーがガラスで出来ているように、ガラス素材のEPCOATも薬品に強い性質を持っているため、溶けたり剥がれたりしません。
耐傷性をテストするために、EPCOAT施工済み・未施工・ワックス施工の層に分かれた板材を硬貨でこすります。
日常生活を行う上で付いてしまう傷の例として、掃除機のローラー傷や家具の引き傷などがあり、またスリッパの裏についた埃を擦るだけでも、やわらかいフローリングはキズが僅かについてしまい、それが数年の生活の中で重なってしまうと、大きな傷になってしまいます。
EPCOATを施工していると、硬貨で擦っても簡単に傷がついたり、剥がれてしまうことはありません。
この効果が30年続きます。
フローリングで滑って転倒してしまうのは、高齢者やペットにとって大きな問題です。
高齢の場合転倒の衝撃で骨折してしまったり、またペットは肉球があるためフローリングで滑りやすく、脱臼を起こしてしまったりなどのリスクがあります。
フロアコーティングには、滑りを防止する防滑性の機能も備わっています。
EPCOATの防滑性はJIS規格が定めるCSR値において、乾燥状態で平均0.87の滑り抵抗性を持っています。
この値が0.4以下の場合は滑りやすく危険となっており、EPCOATを施工する事で未施工のフローリングに比べて0.17の防滑性が向上したことになります。
CSR (すべり抵抗値) | 最小値 | 最大値 | 平均値 |
---|---|---|---|
EPCOAT | 0.86 | 0.88 | 0.87 |
未施工 | 0.69 | 0.71 | 0.70 |
ペットとEPCOATについてもっと詳しく知りたい方は、下記コラムも参考にしてみてください。
EPCOATは上に挙げた防汚性・耐傷性の他に、防滑性や耐薬品性、耐衝撃性や紫外線カットの効果もあります。
また安全性にも優れており、食品衛生法・食品・添加物などの規格基準に適合していますので、もしペットや赤ちゃんがEPCOATをしたフローリング面を舐めてしまっても問題ありません。
またEPCOATの性能は第三者機関によっても証明されています。
下の画像は12項目に及ぶ検査項目の結果表です。
ご覧のように様々な項目に対してEPCOATの性能は証明されており、自信を持ってお客様にお勧めしております。