床材の適材適所とその特徴

床材は天然木の無垢材が高級品で誰もが使ってみたいものですが、場所によっては向かない場所もあります。キッチンや洗面台、トイレなど水気が多い所では湿気を含みやすいので余程手入れをしっかりやらないと、カビや腐ったりしてしまいます。また床暖房なども無垢材等は向きません。

そういうところではクッションフロアなどが多く使われます。表面が印刷されたオレフィンシートのシートフローリングも向いているように見えますが実はシートフローリングは水が大敵、下地材の合板部分が水を吸い込んで膨らんだり歪んだりしてしまうのです。表面はEBコートなどで防水加工してあるのですが継ぎ目の断面などから水が入り込んでしまう場合があります。

大量の水をこぼしてしまった場合など通常の防水では防ぎきれないので速やかに水を吸い取って取り除き乾燥等の処置を講じなければなりません。

フローリングの種類とその特性

フローリング(床材)の種類には

■シートフローリング
現在普及タイプのマンションは殆どこのタイプになっています。木目が印刷されたオレフィンシートで強度が劣る場合があります。印刷なので大理石調や様々なデザインが可能です

■複合フローリング
・合板フローリング
天然木を薄くスライス(0.2~0.3mm位)した板を表面に張り合わせたもの
・単板フローリング
1~3mm程度の天然木の板を表面に張り合わせたもの

■無垢材フローリング
・無垢材(集積材)フローリング
表面から下地まで同じ一つの天然木を組み合わせたもの
・無垢材(一枚物)フローリング
同じ一枚板を組み合わせたもの

価格も上から順に高くなっていて無垢材(一枚物)フローリングが最上級のものです。しかし天然木なので伸びや縮みで反りや歪みが生じることがあり取り扱いが難しい所もあります。逆にそれ以外のフローリングでは反りや歪みが生じにくいと言えます。

フロアコーティング必要性と意味

フロアコーティングは必要か。掲示板でも話題になる事があります。どうせ傷付くから必要ないという人もいますが、それだとフローリングを張り替えるまでずっと傷ついた床と暮らさなければなりません。やはり、少しでも傷が少ない状態で出来るだけ綺麗な床が長く続いて欲しいと思います。

だからフロアコーティングのメリットはいずれ張り替えるとしても張替までの期間を大幅に伸ばす事ができて、その間出来るだけ綺麗に床を保つ事ができるという事です。

では、デメリットといえば、施工料金がかかる事ですが、これも耐久性の長いコーティングなら張替までの期間を延ばす事ができたり、定期的なワックスの必要が無くなったりで結果的に安くなることが分かっています。ですから頻繁にフローリングを張り替える人でない限りデメリットは殆ど無いと言っても良いでしょう。

フロアコーティングの口コミ、掲示板、宣伝

今はインターネットで何でも調べられますのでフロアコーティングを検討される方もネットをフル活用されていると思います。そこで出会うのが口コミや掲示板などのサイト。そこに本当の体験者の声が聞ける場合もありますが、中には業者の宣伝のような書き込みもあったりします。そうすると何を信じたら分からなくなってしまうかもしれません。

だからある程度ネットで下調べをしておいてざっと相場感や知識を身に付けて疑問点や不安感をメモしておくというのがネットの使い方になると思います。そこで初めて施工会社に連絡して疑問点やサービス内容や値段の確認を進めるのがベストでしょう。

やはり何が本当の情報かどうかは人に会って表情や声や雰囲気など五感を全部使って確かめるのが一番。ネットで情報があふれる時代だからこそ文字だけでは伝わらない感じる部分が重要になっているようです。

フロアコーティングの耐久性

フロアコーティングは性能や耐久性によって種類や価格が変わります。性能や耐久性が高いほど価格も高くなります。主なフロアコーティングと言えば、ガラスコーティング、UVコーティング、シリコンコーティング、ウレタンコーティング、水性アクリルコーティング等になります。

ここで価格が高めで高クラス帯のガラスコーティングとUVコーティングの料金について考察したいと思います。原料では一番高いのはガラスコーティングでUVはそれより安価な原料になります。それでも価格にあまり差が出ないのはUVコーティングに必要な紫外線照射器が必要になるからです。紫外線照射器で瞬時に硬化させるのですが上手にやらないと塗りムラが生じやすいこと。なので熟練した技術が求められるため人件費の高騰により施工料金が高めとなってしまうのです。

そうすると価格を抑えるためには原料を安くしなければならないので性能や耐久性が犠牲になります。元々UVは有機コーティングのウレタンコートがベースなので経年劣化が起こりやすく黄色く変色しやすいのです。だから多少安いからといって安易にUVコーティングするのは考えものです。

UVコーティングは強い光沢が特色ですので、どうしても強い光沢が必要な人は譲れないでしょうが、その場合は熟練した技術者、良質な原料、実績のある施工会社である必要があります。ここはしつこい位に確認しましょう。