フローリングや床をワックスより綺麗に長く守るコーティングとは
- 2019.02.01
- フロアコーティング

床やフローリング(フロア)を綺麗に長く保って守る方法はどうすれば良いのでしょうか。皆さん悩む所だと思います。まず思いつくのはワックスを塗る事だと思います。ワックスは広く知られていますので誰もが最初に考えます。
所がワックスより、もっと効果的な方法が有るとしたらどうでしょうか。え、そんな方法があるの?と思われるかも知れませんが実はちゃんとあるのです。それはフロアにコートを施すフロアコーティングというものです。知っている人は知っているものですが、これが中々知られていないのです。
それというのも、フロアコーティングというものは家を購入した時とか限られた場面しか知るチャンスが無いからです。家を購入した時にメーカーから知らされたり、マンションのオプション会で紹介されて初めて知るのが殆どです。
こうやって中々知られていないフロアコーティングですので、どういうものかも中々知れ渡りません。どうせワックスと同じ様なもの。ワックスより高いけど違いが良く分からない。ワックスの高級版、というのが一般の人の認識です。
しかしフロアコーティングはワックスとは全く別物なのです。まず、ワックスは定期的な塗り直しが必要です。更に塗り直しの前には、汚れが付いたワックスを剥離して清掃する必要もあります。その後で新たなワックスを塗ることになるのです。
この様にワックスの塗り直しは大変な労力が掛かります。完全にやろうと思えば家具の移動も必要になるので、これを毎年やるのは最早、現実的とは言えません。日本の今の住環境ではワックスは不可能では無いでしょうか?
そこで最近ではワックスフリーやノンワックスのシートフローリングが主流になっています。これはワックスを掛けなくても大丈夫と謳っているフローリングですが、幾つか注意点があります。
まず、これらのシートフローリングは水に弱いのです。床の上に水たまりが出来るほどの水を放置しておくと、フローリングが膨らんでしまいます。水を含んで膨張してしまうからです。表面は耐水性のシートに被われていますが隙間から水が入り込んでしまうと弱いです。
また、これらのシートフローリングにワックスをかけてしまう人もいます。その為のシートフローリング用ワックスも販売されている程です。しかしシートフローリングにはワックスは掛けてはダメです。それは上記で示した様に水に弱いからです。
水に弱いからワックスの剥離が出来ません。更にワックスを塗ることで滑り易くなったり、汚れが付くようになってしまうからです。ではシートフローリングはどうすれば良いのでしょう。
シートフローリングもフロアコーティングをするのが一番良いのです。しかしシートフローリングの場合どうしても相性が良くないフローリングが幾つかあるので型番を調べて施工可能か調べる必要があります。
まだまだ知られていないフロアコーティングの事をお伝えしましたがどうでしょうか。フローリングをワックスよりメンテナンスが楽でずっと長く綺麗に守ってくれるのがフロアコーティングです。どうぞご検討下さい。
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