フロアコーティングは耐久性・耐傷性・低光沢のEPCOAT

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フローリングコーティングのジェブ

フロアコーティングのジェブ

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フロアコーティングの種類とその性能の違い、より高品質なコーティングを選択するポイントをご説明しつつ、業者選択に際して注意していただきたい点をお伝えしていきます。

フローリング文化の浸透

現在、都市部の住宅ではフローリングが当たり前の状態になっていますが、ほんの数十年前まで、日本の建物の床といえば畳でした。これほどのスピードでフローリングが普及したのはなぜでしょうか。日本人の生活スタイルは、この数十年で急激に洋風化しました。その一方で、欧米のように土足で室内に入る習慣は定着しませんでした。これは、日本独特のアレンジ精神の現れなのかもしれません。

つまり、さまざまな文化をどんどん受け入れつつ、そこにアレンジを加えて、自分たちの好みに即したものを作り上げていく……日本人には、こんなアレンジ精神があるようにも思えるのです。現代の日本の住宅におけるフローリングにも、このアレンジ精神は色濃く現れています。靴を脱いで上がる習慣の中で、フローリングにおいても独特の文化が花開きました。

フロアコーティングは、さまざまなフローリング製品の中でも、より日本人独特の考え方が色濃く表現されたものかもしれません。なぜなら、日本独特のラッピング文化のように中身を丁寧に包み込み、保護して長く大切に使うため、あみだされたものだからです。

欧米のような土足用のフローリングとは異なり、日本のフローリングは、上品かつ繊細な美しさが求められるものになりました。欧米では当然のように使われているワックスも、素足で床に触れることになる日本では、より安心かつ安全なものが求められるようになっています。

フローリングを「長く大事に美しく使いたい」「安心・安全なものを使いたい」という要求は、日本人の文化の中で自然に湧き上がってきたものだともいえるのでしょう。

フロアコーティングをするメリット

しかし、家の床は常に汚れがちな場所。子どもの食べこぼしや観葉植物にあげた水が飛び散り、ほこりやちりなどが舞う場所です。掃除しなければ、あっという間にほこりがたまってしまいます。床こそ、絶えず掃除をしなければならない、一番手がかかるところだといっても過言ではないでしょう。

こんな面倒なフローリングの掃除が簡単になり、その扱いに神経をとがらせないですむ方法があれば楽なのに……そう思ったことはありませんか?実は、それこそがフロアコーティングの特徴なのです。フロアコーティングの施工をした床は、表面が丈夫なコーティングに覆われるので、傷がつきにくくなります。

水や汚れが染み込みにくくなるため、水や汚れがこびりつかず、サッとひと拭きで取れてしまうのが特徴です。油性マジックで描いてしまった場合でも、除光液で簡単に拭き取れるというのですから本当に助かります。フロアコーティングの施工後、床をゴシゴシとこする必要がなくなるので、掃除そのものを楽しむ余裕が生まれたという人も少なくありません。

フロアコーティングをすれば、フローリングの耐久性が向上し、長持ちするようになります。高級な無垢材の床では長い時間の変化を楽しめますが、一般的なフローリングのほとんどが、日常で扱いやすいように人工的な処理が施されているもの。こうしたフローリングは、フロアコーティングとの相性もいいのが特徴です。

さらに、定期的なワックスがけなども必要なくなり、メンテナンスに労力を割かずにすむようになります。また、ほこりや砂などを一掃し、傷の原因になりうるものを取り除くことで、傷がつきにくいようにもなるでしょう。さらに、床が滑りにくくなりペットや高齢者が転びにくくなるのも、大きなメリットです。

フロアコーティングの種類

フロアコーティングにはさまざまな種類があります。その中でも一般的なものは下記のようなものです。

・ガラスコーティング
・UVコーティング
・ウレタンコーティング
・シリコンコーティング
・水性アクリルコーティング

それぞれに性能や耐久性が異なり価格にも差がありますが、性能や耐久性が高いほど価格も高くなる傾向です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ウレタン系コーティングは、有機質を材料としているため、年月が経つうちに形質変化を起こし、もろくなったり変色したりします。

UVコーティングは、ウレタン系コーディングの一種で紫外線で瞬時に硬化させて施工するため、日光にも反応して形質が変化してしまいます。そのため、どんどん硬化が進み、もろくなってしまうことも。それを防ぐために、ガラス窓に紫外線防止フイルムを貼るなどの対策が必要です。

ガラスコーティングは、化学変化が起こらない。変色がしない。耐久性、硬度ともに優れている。低光沢で落ち着いた雰囲気。

シリコンや水性アクリルは耐久性に少々の難があり、長期間の効果は期待できません。特に水性アクリルの場合は、耐久性が低く「ワックスよりはまし」という程度。フロアコーティングとは呼べないようなものです。

こうして耐久性という見地からフロアコーティングを考えていくと、ガラスかUVという2択しかありません。

しかし、UVコーティングは光沢が非常に強く、時にはまぶしいほどです。直接日光が当たると、まぶしさに目が開けられないことも。夜間の電灯でも正反射が強く、鏡面のように電灯を反射する場合もあります。そのような中では「なかなか落ち着けない」という人もいて好みが分かれるため、実際に施工した場合にどのような雰囲気になるのかを慎重に検討すべきでしょう。

一方のガラスコーティングは、落ち着いた雰囲気を醸し出す低光沢です。リビングに施工されても違和感がなく、周囲のインテリアともマッチします。UVコーティングのように、テレビの映り込みが床に反射して眩しいなんてことはありません。

さらに、ガラスコーティングの素材は、化学変化が起こらない安定した素材。時間がたっても、形質に変化がなく変色もしません。こうして耐久性、硬度ともに優れているのが、ガラスコーティングの特徴です。

ガラスコーティングとUVコーティングは、他のコーティングよりハイクラスな価格帯になっています。最も価格が高いのがガラスコーティングで、UVコーティングがそれに次ぐ価格設定です。原料としては、ガラスコーティングの方がかなり高いといえます。しかし、価格にあまり差が出ない理由は、UVコーティングには紫外線照射器が必要だからです。

紫外線照射器で瞬時に硬化させるのには、熟練した技術が求められます。塗りムラを作らない人材を求めると人件費が高騰し、施工料金に跳ね返ってくることも否めません。そこで、UVコーティングの価格を抑えるために業者は、原料を安く抑えようと考えます。もともとUVコーティングのベースは、有機コーティングであるウレタンコート。経年劣化が起こりやすく、黄色に変色しやすいのです。

ガラスコーティングより多少安いからといって安易にUVコーティングを選択すると、性能や耐久性が犠牲になることもあります。UVコーティングの強い光沢が必要な場合は、熟練した技術者、良質な原料、実績のある施工会社などの条件を満たしているかどうかをしっかり確認しましょう。

フロアコーティングは、一度施工してしまえば、もとには戻しづらいものです。たとえ、戻せたとしても、床をかなり傷めてしまうことは否定できません。だからこそ、コーティングの種類や耐久性、業者を選択する際は、慎重に検討していきたいものです。

家に合ったフロアコーティングの選び方

ここまでフロアコーティングの歴史や種類などを読んではきたけれど、実際にはどんなものかがよくわかっていない……そんな方もいるかもしれません。それもそのはず、フロアコーティングというのは普段からよほど意識していない限り、その存在がわからないものなのです。

ワックスなどの場合は、定期的に塗りなおす必要があり、何度も手にするのでなじみが出てきます。学校などでワックスがけをしたという経験がある方もいるでしょう。子どもでもやろうと思えばできるのが、ワックスです。

ところが、フロアコーティングの場合はそうはいきません。一度すればやり直しがなかなかできず、長期的に効果が続くのがフロアコーティングです。業者に依頼するうえに、誰にとっても最初で最後のケースになることが圧倒的に多いといえます。

そのため、フロアコーティングについての知識や情報は、一般の人のもとにほとんど入ってきません。「自分の家で頼もうか」というときになって初めて情報を集め始めるという人が大半です。それも、時間がないからと適当に決めてしまう人が少なくありません。

しかし、そうした風潮は、フロアコーティングのメリットを十分に感じるためにはあまり望ましいものではないのです。一度すると、剥がせないというのが、フロアコーティングの特徴のひとつです。これは、フロアコーティングの耐久性が高いから。強力に床に定着するため、生半可なことでは剥がせません。

剥がしたとしても、まったく元通りにはならないため、施工する際にはそれなりの決断が求められますし、後悔しないようなフロアコーティングを選択しなければならないのです。フロアコーティングをすることで、床をきれいに保つことができ、掃除も簡単になります。家事の負担が減るすばらしいサービスですが、ここでお知らせしておきたいのは、フロアコーティングで、傷がつかないと保証されるわけではないということです。

ガラスフロアコーティングの原料はガラス成分なので、「ガラスより硬いものを引きずる」「ガラスより硬いものが付着した何かを置いて動かしてしまった」というような場合、傷は付いてしまいます。長年使用するうちに、徐々に当初の美しさがなくなってくるのも否定できません。そうしたことも考えあわせながら、フロアコーティングについて判断したり、業者を選定したりしてください。

十分に考えたうえで、せっかくフロアコーティングをするなら、より品質のよいものをと考えるのが自然な流れです。では、フロアコーティングの品質を考える際のポイントは何でしょうか?

フロアコーティングの3つのポイントは、「フロアコーティングの材料そのものの耐久性」「施工から仕上げまでの品質」「補修・アフターサービスの品質」です。このうち、どれが欠けても、品質がいいフロアコーティングとはいえません。

業者を選ぶ際は、これらの条件を満たすのかどうかを判断するためにも、「長年しているのか」「実績は十分か」「補修やアフターメンテナンスに力を入れているのか」を確かめる必要があります。自宅でするのですから、信頼できる業者を選ばなければなりません。

顔と顔を向き合わせて話をし、見積もりをとって本当に信頼できるか見極めること。こうして計画性をもち、十分に話し合ったうえで施工してもらうのが、トラブルの少ないフロアコーティングの選び方です。

ジェブのフロアコーティングは、最高品質のガラスコーティング「EPCOAT」。熟練した施工者による施工、補修の対応と、フロアコーティングの品質としてハイレベルのものを提供しています。

低価格のフロアコーティングでは真似できない確かな品質……これこそ、ジェブのフロアコーティングです。ガラスコーティングの硬度、30年もの長期にわたる耐久性、補修と確かなアフターサービスなどに、確かな品質の違いをお確かめいただけるはずです。

フロアコーティング施工後の注意点

丈夫で長持ちし、掃除も楽になるフロアコーティングですが、注意しなければならない点があります。まずは、傷がつかないよう気をつけること。フロアコーティングをすることで、傷がつきにくくはなりますが、まったく傷つかないわけではありません。ガラスの強度以上の小石や金属による傷は、避けられないのです。椅子の下に小石やネジなどを挟み込んだまま引きずってしまうと、大きな傷跡が残ってしまいます。

次に、重いものや鋭利なものに気をつけてください。重いものやハサミなどを落とした場合、床がへこみ、コーティングも追随してしまいます。フロアコーティングは、床の表面を超極薄の膜で覆うもの。床自体の強度を高めるものではないからです。

さらに、滑り止め効果があるものの、まったく滑らないわけではありません。滑り止め効果は、もとの床材の性質や状態によっても異なってきます。また、フロアコーティング直後は完全に硬化するまで室内に立ち入らないように気をつけてください。一般的に、施工後半日は部屋に入ることができません。硬化する前に入室してしまうと、足跡がついてしまいます。

もちろん、補修は可能ですが、せっかくフロアコーティングするからにはベストな状態であってほしいもの。余裕をもって、翌日入居するのがベストです。フロアコーティングは、完璧な魔法の封印ではありません。上記のような最低限のケアは必要になりますが、それ以上のメリットを得られるものなので、ぜひ前向きにご検討ください。

まとめ

日本のフローリングは、欧米などとは異なる独特の進化を遂げてきました。床面を水分や汚れなどから保護するフロアコーティングもそうした進化のもたらしたもの。一度すると、もとの状態には戻せないため、フロアコーティングの種類や業者を選ぶ際はぜひ慎重にしましょう。

30年効果を持続できるものだからこそ、多少の費用をかけてでも、満足できるものを選んでいただきたいものです。ジェブでは、最高品質のガラスコーティング「EPCOAT」をご提供しています。素材そのものの品質や耐久性、熟練度、アフターメンテナンスにおいても、きっとご満足いただけるはずです。フロアコーティングをご検討の際は、ぜひジェブにご用命ください。