フロアコーティングなら株式会社ジェブにお任せください!
ウレタンコーティングは、フロアコーティングの種類の一つで、ウレタン樹脂塗料を材料としたコーティングの総称です。
フロアコーティングの中では一番歴史があり、広く知られており、施工が容易で価格も比較的手ごろな為、過去の施工実例が最も多いコーティングです。
ツヤもよく、汎用ワックスより強度や耐久性は高く、2、3年から10年程度は床を保護します。
ウレタン塗料には水性と油性があります。
油性の特徴としては、ウレタン樹脂の溶剤に石油系溶剤を使用して作られています。
油性ウレタン塗料はトルエンなどの多くの溶剤を含んでいるので強い臭いを放ち、施工後も強い臭いが残ります。
油性ウレタンコーティングの塗料がVOCの問題で話題となり、環境基準の高い国では使用を制限される等の規制が進んでいます。
VOCとは、揮発性有機化合物のことで、この中にはシックハウス症候群の原因となる物質も含まれています。
この理由から現在では水性ウレタンコーティングが多く使われるようになりました。
水性ウレタンコーティングは溶剤に水を使用しており、油性よりもVOCの含有率が低く、環境や人体に優しい塗料になります。
水性の塗料は強度が弱いと思われがちですが、これは誤った認識です。
油性も水性も塗膜に残るのは樹脂の成分だけなので、厳密な違いはありますが、ほとんど一緒なのです。
油性の場合は水性よりも樹脂成分を多く染み込ませることができるため、水性よりも強度を強くすることができます。
ただ、弊社が行ったブラシで磨く強度調査では、EPCOATが20000回磨いても傷が付きませんでしたが、 水性ウレタンコーティングを行ったフローリングは200回で傷が付いてしまいました。
これは、UVコーティングや油性ウレタンコーティングと比べても約10分の1の強度です。
商品名 | EPCOAT | UVコーティング | 油性ウレタン コーティング | 水性ウレタン コーティング | 高濃度ウレタン コーティング |
---|---|---|---|---|---|
原材料 | 液体ガラス塗料 | 2液性UV硬化型 ウレタン塗料 | 1液性油性 ウレタン塗料 | 水性ウレタン塗料 | 業務用ワックス |
耐久性試験 ブラシ洗浄回数 | 20,000回 | 2,000回 | 1,000回 | 200回 | 20回 |
塗装面の状態 | 異常なし | 塗膜に異常あり | 塗膜に異常あり | 塗膜に異常あり | 塗膜に異常あり |
ウレタンコーティングはフロアコーティングの中では価格が最も安価で施工も簡単にできる反面、 耐久性はさほど無く、一般的に2~3年の耐久性となり、効果もワックスを強くした程度のものとなります。
また水性タイプなので、水や薬品に非常に弱く、これらがコーティング面に触れてしまうと表面が劣化してしまう事があります。
EPCOATと比べて短期的な費用は安くなりますが、耐久性や安全面では劣ってしまいます。
以上がウレタンコーティングの特性です。
コチラの記事で『フロアコーティングの基礎知識』を紹介しているので参考にしてください。
皆さんは、「フロアコーティング」という言葉をご存じでしょうか。「耳にしたことはあるけれど、ワックスとの違いがわからない」という方が少なくないかもしれません。このページではフロアコーティングの種類や特徴、ワックスとの違いやメリット等、フロアコーティング全般の基礎知識についてご説明していきます。
コチラの記事で『フロアコーティングの種類と歴史』を紹介しているので参考にしてください。
フロアコーティングの際に用いるコーティング剤にもいくつかの種類(原料)があり、効果や価格などが異なります。 よく使用される「ガラス」「UV」「シリコン」「ウレタン」について、それぞれの違いやメリット・デメリットを説明いたします。
コチラの記事で『ウレタンハードコーティングの特徴』を紹介しているので参考にしてください。
ウレタンハードコーティングは有機系コーティングの中でも耐久性に優れています。耐久性があり比較的安価でコーティングできるのでかなりお得なように思えますが難点もあります。このページではウレタンハードコーティングの特徴や注意点について説明します。
コチラの記事で『ウレタンコーティングのメリットとデメリット』を紹介しているので参考にしてください。
フロアコーティングを検討する際にウレタンコーティングが気になっているという方も多いのではないでしょうか?取扱業者も多く、ガラスやUVに比べて安価に施工できるので一番最初に検討するコーティングかもしれません。今回は、そんなウレタンコーティングの特徴や良い点、悪い点についてお話していこうと思います。