一般的なフロアコーティングのルール

一般的な
フロアコーティングの
ルール

このページで説明している内容は、EPCOATに限らずフロアコーティング全般に当てはまります

ワックスが塗れないフローリングが急増

個人でも手軽に塗れる事がメリットのワックスですが、近年多く出回るシートフローリング(木目等を印刷した表面にMDF等の基材を重ねたもの)にはEBコーティングという塗装が施されており、改めてワックスを塗るが必要ない『ワックスフリー』、『ノンワックス』仕様になっているのが殆どです。

その状態のフローリングにワックスをかけてしまうと、滑りやすくなったり、かえって汚れが付きやすくなってしまいます。

その為、ワックスフリーのフローリングを保護したいという場合、フロアコーティングという選択肢となります。

但し、シートフローリングの種類によっては相性が良くないフロアコーティングも有りますので、事前にご相談下さい。

ワックスフリータイプのシートフローリング

強粘着テープやコロコロクリーナーで
剥げてしまう危険性

フロアコーティングはフローリングに強く密着して、通常剥げたりコーティング面が浮いてしまったりすることは無いのですが、粘着性の強いガムテープなどを貼ったり、コロコロクリーナーを使って掃除したりする場合は注意が必要で、強い力で引っ張られると剥がれたり浮き上がったりする事があります。

特に施工直後の完全に固まっていない場合は、剥がれやすいので気を付けないといけません。

但し、通常の生活における範囲での、普段の拭き掃除や掃き掃除程度では問題ありませんのでご安心下さい。

ガムテープやコロコロクリーナー等の強粘着のテープを使用するとコーティングが剥がれる場合があります

フローリングの目地など
隙間から水が入り込んでしまう

どんな種類のフロアコーティングにも言えることですが、フローリングの板と板の隙間(目地)の溝まではコーティングでカバーできません。

また、上から物を落とすなどしてフロアコーティングに傷がついてしまうと、そこから水分が浸透してしまう可能性もあります。

従って、フローリング表面はコーティングにより水分に強くなっていても、水をこぼして時間が立つと目地の隙間や傷から水分が入ってきてしまい、フローリングの木材を痛めてしまう恐れがあります。

水をこぼしてしまった場合、「フロアコーティングをしているから大丈夫」と長時間放置したりせずに、こぼした水分はこまめに拭き取るようにしましょう。

フローリングに水や液体などをこぼして長時間放置すると板と板の隙間から水分が染み込んでしまう場合があります

フロアコーティングは
フローリングの寿命を伸ばすものです

フロアコーティングは、フローリングを傷や汚れから守ったり染み込み等も防ぐため、フローリングの寿命を伸ばす事ができます。

通常10~15年でフローリングの張り替えを検討されるご家庭も多い中で、耐久性の高いフロアコーティングを行うことで張替えの必要が無く生活することが可能となります。

初期コストとしてフロアコーティングへのお金がかかってしまいますが、継続的なお掃除の手間、ワックスの手間、フローリングの張替えまでの期間まで考えると、将来のトータルのコストを大幅に減らすことが出来るのがフロアコーティングです。

フローリングとエピちゃん

フロアコーティングには注意すべき点はいくつかあるものの、それ以上のメリットがあるものです。
是非ご検討の上、疑問点などございましたらいつでもお気軽にお尋ね下さい。

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