ウレタンコーティングのメリットとデメリット

ウレタンコーティングのメリットとデメリット

現在フロアコーティングを検討している方の中で、ウレタンコーティングが気になっているという方も多いのではないでしょうか?

導入しやすい価格で提供されていることもあり、初めてフロアコーティングを施工される方が一番最初に検討するコーティングだと言えるかもしれませんね。

今回は、そんなウレタンコーティングの特徴やメリットデメリットについてお話していこうと思います。

ウレタンコーティングの特徴

ウレタン樹脂塗料を使ったフロアコーティング

ウレタンコーティングは、フロアコーティングの種類の一つで、ウレタン樹脂塗料を材料としたコーティングの総称です。

20数年前から施工されているため、広く知られており、価格も比較的手ごろな為、過去の施工実例が最も多いコーティングでしょう。

ウレタンは大きく分けて水性と油性とに分かれており、液剤のスペックや提供するサービスが施工業者によって最も多様化しているコーティングと言えるでしょう。

ツヤもよく、汎用ワックスより強度や耐久性は高く、2、3年から10年程度は床を保護します。

水性ウレタンと油性ウレタンの違い

ウレタンコーティングには、大きく分けて水性タイプと油性タイプがあります。

どちらもウレタン樹脂を使ったコーティングですが、塗料の性質や施工時の臭い、扱いやすさに違いがあります。

油性ウレタンは、石油系溶剤を使用するものがあり、施工時や施工後に臭いが残りやすい場合があります。

また、製品によってはVOC(揮発性有機化合物)への配慮が必要です。

VOCには、シックハウス症候群との関連が指摘される物質が含まれる場合があります。

一方、水性ウレタンは溶剤として水を使用するため、油性タイプと比べて臭いを抑えやすく、住まいへの施工でも選ばれやすい傾向があります。

ただし、水性であればすべて安全、油性であればすべて危険というわけではありません。

実際の安全性や臭いの程度は、使用する塗料の仕様や施工環境によって異なります。

ウレタンコーティングを検討する際は、水性か油性かだけで判断せず、施工業者に使用する塗料の種類、臭い、乾燥時間、施工後の注意点を確認しておくと安心です。

コーティングイメージ

ウレタンコーティングの
メリット

ウレタンコーティングには以下のようなメリットがあります。

施工費が比較的安い

ウレタンコーティングはシリコンコーティングやUVコーティングと比べて施工料が安く、導入しやすいコーティングです。

コストが安いぶん、他のコーティングと比べると耐久性は劣るのですが、ワックスと比べれば耐久性は当然かなり優れています。

比較的安全性が高い

ウレタンは比較的安全な原料を使ったものが多く、匂いの面でもあまり気になる事はありません。

ただし、種類が豊富で、扱う業者の数も多いので、安全性についても、安かろう悪かろうという危険性が高いのです。
良心的な業者を見極めて下さいね。

摩擦に強い

仕上りは、こってり、ふっくらという感じの厚みが特徴的で、摩擦には比較的強いと言われています。

フローリングが傷つく原因は、家具や重いものの移動だけではありません。日常生活の中で、人が移動する際に起きるスリッパなどの擦れや傷も、日々のことなので、大きな影響力を持ちます。

こういった傷はウレタンコーティングでも防ぐ効果があります。ただし、施工当初は効果を発揮しますが、耐久性が長く持続しない点には注意が必要です。

光沢度が調整できる

ウレタンコーティングは他のアクリルコーティングやシリコンコーティングに比べて光沢が控えめで、艶が少ないようです。

最近の若い方にはこんな点はメリットですが、逆に、高い光沢度を希望される方には物足りないとも言えるので、予めしっかりと自分の好みに合う光沢度かどうかをチェックする必要があります。

UVカット効果のある液剤を配合できる

ウレタンコーティングはそのままだと紫外線を防ぐ効果の弱いものが多いのですが、UVカット効果で焼けつけを防ぎ、フローリングが痛むのを防ぐことができます。
ただし、配合することにより、コストは余分にかかりますね。

実は、当社では、ウレタンのメリットを凌駕するUVカット効果が高く、耐用年数が高いタイプの「ガラスコーティング【EPCOAT】を取り扱ってます

ウレタンコーティングと比較しながら、ご家庭の条件に合う方法を検討することが大切です。

フローリングイメージ

ウレタンコーティングの
デメリット

次に、ウレタンコーティングのデメリットについてお話していこうと思います。
主にウレタンコーティングには以下のようなデメリットがあります。

乾燥時間が長い

乾燥時間が長いと施工時間が延びるだけではなく、様々な点で問題になります。
塗装自体に2日から3日の日数がかかってしまいます。

また、その日の天候によって左右されるので時期選びの判断も重要です。

施工中2~3日間は入居することができないため、引っ越し前や新居に移り住む前にしておくのが理想と言えます。

立ち合いを求められることも多いので、特に新築の場合、引き渡しや引越し前後の忙しい時期に、現在のお住まいと離れた新しいお住まいに3日間も足を運ぶことは、あまり現実的ではありません。

また、完全にコーティングが固まるまでにも時間がかかります

これは、施工期間という訳ではありません。
コーティングの施工が終わった後、完全に固まるまでに1か月ほどかかってしまうのです。
それまでは生活にも注意が必要です。
引っ越してからも安心できないということですね。

再施工がしにくい

これは特に油性ウレタンコーティングの場合に言えることです。
水性ウレタンコーティングの場合は再施工も可能です。

30年以上長く住まう前提だと、耐久性が長く持続しないのに再施工しにくいという矛盾は困りますね。
商業施設やリフォーム、リノベーションであれば、頻繁に改修工事をする前提ですから、全く問題がないかもしれません。

塗り直しが必要

もちろんワックスより効果は高く、強固ではありますが、それでも無機質ガラスコーティングと比べればはるかに耐久性は劣ります。
したがって、経年変化で老朽化し、ウレタンの原料や施工方法によっては2~3年に一度は塗り直す必要が出てきます。

安いからと飛びついても、30年間で10回も塗り替えが必要だとしたら、いったいいくらコストがかかるのでしょう。
最初によく長期のコストシミュレーションをしてみることをおススメします。

水や薬品に注意が必要な場合がある

ウレタンコーティングは、使用する塗料の種類によって耐水性や耐薬品性に差があります。

特に水性ウレタンの場合、水分や薬品が長時間触れることで、表面の劣化につながる場合があります。

キッチンや洗面所まわりなど、水分が床に落ちやすい場所では、こぼした水や洗剤を放置しないことが大切です。

また、アルコールや強い洗剤を使用する場合は、施工業者が案内しているお手入れ方法に従う必要があります。

フロアコーティングは床を保護するための方法ですが、どの種類でも万能ではありません。

施工後の扱い方や日常のお手入れによって、きれいな状態を保ちやすくなります。

そのままだと紫外線に弱い

ほとんどのウレタンコーティングには紫外線防止効果がありません。

最近は最初からUVカット効果のある原料を混ぜているスペックの高いものや、施工時にお客様の要望によってUVカット効果を高めるケースもあります。

こちらも最初に提示された料金に含まれないケースもあるので、見積もり段階であらかじめUV効果についてご確認いただくのが賢明です。

施工が容易な反面、耐久性は弱い

弊社が行ったブラシで磨く強度調査では、EPCOATが20000回磨いても傷が付きませんでしたが、 水性ウレタンコーティングを行ったフローリングは200回で傷が付いてしまいました。

これは、UVコーティングや油性ウレタンコーティングと比べても約10分の1の強度です。

ただし、耐久性は塗料の種類、施工方法、床材、使用環境によって変わります。

検討時には、各コーティングの試験条件や保証内容もあわせて確認することが大切です。

耐傷性試験
横にスワイプで詳細が見れます

耐傷性試験

商品名 EPCOAT UVコーティング 油性ウレタン
コーティング
水性ウレタン
コーティング
高濃度ウレタン
コーティング
原材料 液体ガラス塗料 2液性UV硬化型
ウレタン塗料
1液性油性
ウレタン塗料
水性ウレタン塗料 業務用ワックス
耐久性試験
ブラシ洗浄回数
20,000回 2,000回 1,000回 200回 20回
塗装面の状態 異常なし 塗膜に異常あり 塗膜に異常あり 塗膜に異常あり 塗膜に異常あり

※当社試験による比較です。結果は試験条件によるものであり、すべての床材・使用環境で同じ結果を保証するものではありません。

当社では、ウレタンのデメリットや不安感を解決するために「ガラスコーティング【EPCOAT】を取り扱ってます。とてもオススメなんです。

ウレタンコーティングは
こんな人におすすめ

以上のことを踏まえて言えることは、ウレタンコーティングは「耐久性が短くてもいいから、まずは安くフロアコーティングを導入したい」とお考えの方には最適のコーティングと言えるでしょう。

例えば戸建て住宅の場合、20年目にリフォームして、あと10年後に建て替えようとしているケースなどには最適なフロアコーティングです。

または、商業施設の床など、頻繁に改築・改装をするような場合に向いていると考えられます。

検討中

ただし、これから戸建て住宅を新築しようという方、分譲マンションを購入しようという方には、最初から耐久性が長いフロアコーティングを導入したほうが、長い目で見てコストを抑えることができますね。

まとめ

  • ウレタンコーティングは、比較的導入しやすい価格帯のフロアコーティングです。
  • 水性と油性があり、臭い・VOC・乾燥時間・扱いやすさに違いがあります。
  • 水性ウレタンは選ばれやすい一方で、水分や薬品への注意が必要な場合があります。
  • 長期的に見ると、塗り直しや再施工のしやすさも比較ポイントになります。
  • 新築や長く住む住まいでは、ガラスコーティングなど他の種類と比較して選ぶことが大切です。

FAQ

Q1. ウレタンコーティングには水性と油性がありますか?

A1. はい。ウレタンコーティングには水性タイプと油性タイプがあります。

臭い、乾燥時間、耐久性、扱いやすさが異なるため、施工前に使用する塗料の種類を確認しておくことが大切です。

Q2. 油性ウレタンコーティングは臭いが強いですか?

A2. 油性ウレタンは、石油系溶剤を使用するものがあり、施工時や施工後に臭いが残りやすい場合があります。

実際の臭いは塗料の種類や施工環境によって異なります。

Q3. 水性ウレタンコーティングなら安全ですか?

A3. 水性タイプは油性タイプと比べて臭いやVOCを抑えやすい傾向があります。

ただし、製品ごとに仕様は異なるため、安全性については使用塗料の情報や施工業者の説明を確認しましょう。

Q4. ウレタンコーティングは水に強いですか?

A4. 製品によって差があります。

特に水性ウレタンの場合、水分や薬品が長時間触れると表面が劣化する場合があるため、こぼした水や洗剤は早めに拭き取ることをおすすめします。

フロアコーティング「EPCOAT」は30年耐久の業界最高クラスの耐久性で、途中でウレタンコーティングのように塗り替える必要がありません

また、お手入れも簡単で摩耗により艶が失われることもないため、新築の状態そのままに30年間床をお守り致します。
是非一度、ご検討下さい。

監修者

今野龍一
  • 株式会社ジェブ
  • 有機溶剤作業主任者

今野龍一

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