ガラスコーティングのメリット、デメリットについて

ガラスコーティングの
メリット、デメリット
について

ガラスコーティングの特徴

ガラスコーティングとは、一般に無機系のガラス素材を塗料としたフロアコーティングの事をいい、 ガラス薄膜をフローリングの表面に強固に形成し、傷や紫外線からフローリングを守ります。

ガラスコーティングは、耐用年数20年以上非常に高い耐久性と耐傷性を持っており長期間、日常的な家具の引き傷、ペットの爪傷からフローリングを守ります。

■フロアコーティング性能・特徴比較表
横にスワイプで詳細が見れます
無機塗料有機塗料
EPCOATガラスコートUVコーティングシリコン系1液性油性ウレタン水性ウレタンワックス
施工日数1日1日1日1日1日1日1日
刺激臭無し無し有り無し有り無し無し
乾燥方法自然乾燥(常温)自然乾燥(常温)紫外線照射自然乾燥(常温)自然乾燥(常温)自然乾燥(常温)自然乾燥(常温)
耐久年数30年20年10年10年5年3年半年~1年
密着性
耐久性×
耐傷性×
部分補修性××××
光沢性
掃除性能
紫外線カット率50%以上0%0%0%0%0%0%
紫外線劣化保障10年無し無し無し無し無し無し
経年劣化(塗膜)無し無し黄変色黄変色黄変色黄変色黄変色
耐薬品性×
鉛筆硬度(強度)6H以上6H以上5~6H4~5H2~4H1~2HF
耐水性×
耐熱性×
ペットの尿×
擦傷での剥がれ×
除光液×
漂白剤×
醤油・ソース×
ドレッシング×
赤ワイン×
ホコリ混入率1%以下1%以下3%以下2%以下3%以下3%以下3%以下

ガラスコーティングは、有機系コーティングとは違い、コーティングの傷みや変色などの経年劣化が起こらないのが特徴です。

有機系塗料は、フローリングと有機系同士であるため親和性があり、汚れが染み込みやすく徐々に劣化していきます。

安価で容易に扱える反面、毒性が高く人や環境に悪影響を及ぼす可能性があるなど、安全性において心配があります。

無機系塗料は劣化しにくく、毒性の高い溶剤を使用していない為、人や環境に害がありません。

耐薬品性も兼ね備えているため、ペットを飼われていたり、小さなお子様やお年寄りがいらっしゃるご家庭にも適しており安心して使えます。

EPCOATは滑りにくくペットも安全

ガラスコーティングの
メリット

耐久性や耐傷性が群を抜いて高い

ガラスコーティングは従来のフローリング製品塗膜よりはるかに耐久力が高く、劣化もほとんどないため、長期間、日常的な家具の引き傷、ペットの爪傷からフローリングを守ります。

また、ガラス主剤のため、汚れ・傷に対しての防護効果が非常に高く、お手入れが簡単なのも特徴です。

無機系のコーティングの為、経年劣化がほとんどなく塗り直しが不要

ガラスコーティングは無機系塗料のためほとんど劣化しません。
そのため、一度塗ったら塗り直しやメンテナンスが不要となります。

ウレタンやシリコンなど従来のコーティングは年数が経つにつれて摩耗や変色といった経年劣化(年数が経つことによって起こる自然の変化)が発生して数年毎に塗り替えが必要となります。

床材の性能が全て上がるため、コストパフォーマンスに優れている

ガラスコーティングを施工したフローリングは、強固な塗膜で保護されるため耐久性や耐傷性が増すほか、液剤の性能によっては滑り止めの効果を発揮するものもあり、床材全体の性能が上がります。

フロアコーティングをしなかったフローリングは日常的な傷や汚れが徐々に蓄積され、10~15年でフローリングを張替える事になります。

フローリングを張り替える場合、平均して1回150万円ほど掛かるとすると、30年で約300~450万円ほどかかります。

ワックスや従来のコーティングを施工した場合は数年毎に塗り替えが必要となり、コーティング代のほか剥離や家具移動などの手間や費用もかかります。

ガラスコーティングは初期費用こそかかりますが、上記で述べた費用や手間が省けるためコストパフォマンスに優れたコーティングとなります。

30年でかかる費用の比較

ガラスコーティングの
デメリット

光沢が控えめなので艶を好む方には不向き

ガラスコーティングは光沢感が控えめでマットな仕上がりが特徴なので、 UVコーティングのような床がピカピカになるほどの光沢感が好みの方には不向きです。

塩素系の薬品に弱く溶けてしまう場合がある

ガラスコーティングは液体や薬品に強いのですが、パイプユニッシュやキッチンハイターなど濃度の高い塩素系薬品を使用している液体が長時間ガラスコーティングに触れると溶けてしまう場合があります。

塩素系の液体を床にこぼしてしまった場合はすぐに拭き取ってください。

また万が一溶けてしまった場合でも部分補修が可能な場合がありますので施工業者に相談してみましょう。

液剤の単価が他のフロアコーティングに比べて高い

ガラスコーティングはウレタンコーティングやシリコンコーティング等、他のフロアコーティングよりも液剤の単価が高いため、それらと比べると費用が高くなってしまい割高感があります。

同じガラスコーティングでも価格差が生じる場合がありますが、価格の違いは、主に原料のガラスと溶剤のスペック、施工技術の高さで決まります。

施工技術が未熟な業者が施工を行った場合、仕上がりにムラができたり短期間でコーティングが剥がれるなどのトラブルが発生する場合があります。

UVコーティングとガラスコーティングの比較 左:UVコーティング・右:ガラスコーティング

ガラスコーティングの
疑問

ガラスコーティングは割れやすい?

ガラスコーティングだから一概に耐久性が高いわけではありません。
ガラスをより薄く強固に塗布するためには、バインダーと呼ばれる稀釈剤のスペックと成分配合が重要で企業秘密となるところです。

過度に希釈した液剤を使用すると性能が十分に発揮されず、強い力や重量がかかるとひび割れを起こす原因となります。

安価で請け負う業者は過度に希釈した液剤を使用する事が多く、重い家具を置いた際にコーティングが割れるなどのトラブルが発生する場合があります。

ガラスコーティングは滑りやすい?

一般的なガラスコーティングは滑り止め効果が高いシリコンコーティングに比べると劣ります。

ですが、ガラスコーティングにも滑りを防止する防滑性の機能も備わっており、未施工のフローリングに比べると滑りにくくなります。

ガラスコーティング【EPCOAT】の防滑性はJIS規格が定めるCSR値において、乾燥状態で平均0.87の滑り抵抗性を持っています。

この値が0.4以下の場合は滑りやすく危険となっておりますので、EPCOATを施工する事で滑り止め効果を発揮します。

UVコーティングとガラスコーティングの比較

ガラスコーティングを行う際は、値段は多少高くても実績や保証がしっかりしている専門業者を選ぶのが重要となります。

第三者公的機関の証明書を提示してもらうなどして、耐久性を比較しておくと良いでしょう。

株式会社ジェブの無機質ガラスコーティングの【EPCOAT】の性能は第三者機関によって証明されています。

EPCOATは業界最高クラスの耐久性で、ご自宅のフローリングを30年以上保護できます。

さらに10年間無料訪問アフターメンテナンス保証も付いており、施工箇所に傷など気になる点が発生した場合でも部分補修を行いますので安心です。

創業してからこれまでの施工件数は数万件となっており、経験値の高い職人による高いレベルの施工を行っています。

施工風景
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