フロアコーティングが剥がれてしまう原因と部分補修について

フロアコーティングが剥がれてしまう原因と部分補修について

フロアコーティングは
塗り直しができない?

フローリングを守るための手段として大きな効果を誇り、かつ強い耐傷性を持つのがコーティングです。

そうなると、フロアコーティングは一生もので、「一度コーティングすると塗り直しが出来なくなってしまうのでは?」というような不安がある方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、コーティングは絶対に剥がれないというわけではありませんから、安心してください。

ワックスの場合、数ヶ月から数年でワックスが剥がれてきます

ワックスが剥がれるとコーティング効果が無くなり、そのままにしておくとフローリングにダメージを与えてしまいます

ここではフロアコーティングやワックスのフローリングのコーティングが剥がれる原因や補修方法について説明します。

フローリングのコーティングが
剥がれてしまう原因

日常生活

耐久性の低いフロアコーティングやワックスの場合、フローリングの上を歩いたり座ったりする際の摩擦により徐々にすり減り、性能低下コーティングの剥がれなどが起きてしまいます。

コーティングが剥がれてくるとフローリングの艶がなくなったり変色やまだらに見える等の見た目の変化が表れます。

ワックスの場合、ワックスが剥がれてくると汚れがつきやすくなり、汚れが蓄積されると黒ずみになります。

粘着性の強いガムテープなどを貼ったり、コロコロクリーナーを使って掃除をするとコーティングが強い力で引っ張られ、剥がれたり浮き上がったりする事があります。

フローリングでコロコロクリーナーを使用する場合は、弱粘着タイプを使用するようにしてください。

弱粘着タイプのコロコロクリーナー

水や洗剤などの液体をこぼした場合

耐水性のないフロアコーティングやワックスは水分に弱く、フローリングに水をこぼしたり、水拭きを行って水分を取らずにそのままにしておくと白く変色したり、剥がれたりしてしまいます。

水に強いコーティングでも水がこぼれた状態で長時間放置すると、フローリングの継ぎ目から水分が染み込んでしまう場合がありますので、速やかに拭き取ってください。

そのままにしておくとコーティングの剥がれや腐食などの原因となりますのでご注意ください。

また、耐水性や耐薬品性があるフロアコーティングでも、次亜塩素酸など一部の薬品に反応して溶けて剥がれてしまう場合もありますので注意が必要です。

フローリングの継ぎ目に水がこぼれているイメージ

家具や荷物の移動

重い家具や荷物を移動させる際に引きずると大きな摩擦が発生してコーティングに負荷がかかり、傷が付いたり剥がれる事があります

特にワックスの場合、滑るイメージがあるので滑らせて移動させても問題ないように見えますが、摩擦による大きな負担が掛かるため、重いものを移動させる際には引きずらないようにしてください。

テーブルやイスを引きずる行為もコーティングにダメージを与えますので、引きずらないようするか、テーブルやイスの脚にキズ防止用カバーを付けてフローリングを守りましょう。

フローリングの傷を防ぐほか、引きずり音を軽減してスムーズに動かすことができます。

デザインも豊富なのでお部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができるのでオススメです。

キズ防止用カバーを付けた椅子

ワックスが剥がれた場合の
症状

フローリングに以下のような症状が出ている場合は、ワックスが剥がれているサインです。

そのままにしておくとフローリングが傷んでしまいますのでワックスの塗り替えや補修を行いましょう。

  • フローリングの艶がなくなった
  • フローリングの色が変色していたりまだらに見える
  • フローリングに黒ずみがある
  • フローリングにひび割れが出てきた

特にひび割れが出ている場合は、フローリング自体がひび割れを起こしている場合があるので注意が必要です。

ひび割れを放置するとその部分に湿気が入り込み、カビや腐食などが発生します。

割れた部分にゴミが溜まりやすくなり、ダニの発生にも繋がりますので早めに補修を行いましょう。

ワックスが剥がれて黒ずみが出たフローリング
ワックスが剥がれて黒ずみが出たフローリング

コーティングの種類によっては
部分補修が可能

コーティングの種類によりますが、塗り替えや部分補修ができる種類もありますので、将来起こり得る出来事を想定して、事前によく検討することをおススメします。

例えば、ウレタンハードコーティングやUVウレタンハードコーティングなどは剥離することができませんが、高濃度ウレタンコーティングなどは半日程度で剥離できますし、技術的に剥離が可能なものはいくつかあります。

弊社のガラスコーティングEPCOAT部分補修が可能なタイプのフロアコーティングサービスです。

ワックスも部分補修が可能です。

ワックスが剥がれた場合の
補修方法

フローリングのワックスが剥がれている場合は、部分補修が可能です。

ワックスは耐久性が低いので、3ヶ月~6ヶ月を過ぎたあたりから徐々に剥がれが出てきます。

剥がれている部分にそのままワックスを塗るとムラになったり汚れが蓄積するので、剥離を行ってから新しいワックスを塗ります。

ワックスの剥がれ補修を行う際は、以下の道具を用意します。

剥離・補修に必要な道具

  • ワックス剥離剤
    ワックスと同じメーカーの商品がおすすめです
  • 剥離剤用の布、スポンジ等
    剥離剤を塗布するために使います
  • ワックス
    床材に適したワックスを使用します
  • ワックス塗布用の布、もしくは専用ワイパーやモップ
    ワックス専用のワイパーやモップを使用するとムラになりにくいです
  • ドライタイプのフローリングワイパーシート
    剥離前の清掃に使います
  • 掃除機
    フローリングの継ぎ目など細かい部分の清掃に使います
  • マスキングテープや養生シートなどの保護材
    巾木や壁などの保護に使います
  • ゴム手袋
    剥離剤やワックスを使用する際は必ず着用してください
  • ワックス拭き取り用の布(ウエス)
    剥離剤で除去したワックスの拭き取りに使います
  • 拭き上げ用のきれいな布
    剥離後に剥離箇所をきれいにするために使います

作業手順

作業は以下の手順で進めます。

1.施工箇所や周辺のゴミやホコリを取り除く

ワックスにゴミやホコリの混入を防ぐため、まずは施工箇所や周辺のゴミやホコリを取り除きます

その際、家具や荷物がある場合は、別の場所に移動させましょう。

ホコリは意外と広範囲に舞うので、補修箇所だけでなくその周辺も掃除します。

ドライタイプのフローリングワイパーシートで掃除を行った後、掃除機でフローリングの継ぎ目などゴミが溜まりやすい部分を清掃します。

掃除機を先に使うと排気でホコリが舞ってしまうので、フローリングワイパーを先に使ってホコリを取り除いてからにしてください。

掃除が終わりましたら、剥離箇所以外に液剤やワックスが付かないようにマスキングテープや養生シートなどで覆い保護します

壁際の場合は巾木や壁も保護しましょう。

マスカーを使った壁の保護例
マスカーを使った壁の保護例

2.現状のワックスを剥離する

剥離剤の説明書に従って剥離剤をワックスに塗り込み、ワックスを剥がします

剥離剤は強いアルカリ性なので作業の際は必ずゴム手袋を着用してください

剥離剤によっては臭いがきつい場合がありますのでマスクの着用をおすすめします。

剥がしたワックスをワックス拭き取り用の布で拭き取り、剥離箇所をきれいな布で拭き上げます。

剥離が完了したらしばらく乾かします。

きれいな布とゴム手袋

3.新しいワックスを塗る

剥離した部分が乾燥したら新しいワックスをかけていきます

ワックスをかける際は、布よりもワックス塗布用ワイパーを使用すると、手を汚さずにワックスをムラなく均等に塗ることができます。

面積が広い場合は、ワックスモップを使用すると立ったままかける事ができて楽に作業ができます。

フローリングの板の目に沿ってワックスをかけましょう。

ワックスの量が多いとムラになりやすいので、少量ずつ薄くかけていくのがポイントです

ワックスを一度に厚く塗るよりも薄く二度塗りした方がきれいに仕上がります。

ワックスを重ね塗りする際は、前のワックスが完全に乾いてから行いましょう。

ワックスをかけた後、数時間程乾かすと完了です。

ワックスが乾くまでは施工箇所を歩くことができなくなりますのでご注意ください

ワックスがけをする際は、部屋の奥の方から始めて入り口に向かって作業すると効率良く進められます。

ワックスがけイメージ

コーティングの剥がし方と費用

もし、床材の破損や塗り直しの必要があれば、一度塗ったコーティングを剥がさざるを得なくなくなりますよね?

このとき気にかける必要があるのが、塗り直しの前の「剥離(はくり)」に必要になる費用のことです。

例えば、水性ウレタンハードコーティングなどは剥離することは技術的には可能なのですが、それなりの人工代や実費が必要になってしまいます。

コーティングを剥離する際の費用は、使用しているフロアコーティングや床材の種類、フローリングの状態、業者の料金設定などによって異なります。

一般的な目安としては、1平方メートルあたり1000円から5000円程度が相場ですが、実際の価格は様々な要因によって変動します。

業者によって料金が異なるため、具体的な費用を確認するには、複数の業者から見積もりを取り、比較することが重要です。

以下に代表的なフロアコーティングの剥離方法について説明します。

剥離方法

  • ウレタンコーティング

    剥離剤を使ってコーティングを除去します。

  • シリコンコーティング

    床への密着性が高いため、剥がすには強力な剥離剤が必要になる場合があります。

  • UV硬化コーティング

    UVコーティングは剥離剤を使って剥がす事ができません。

    部分補修を行う際はサンダーで削ってコーティングを除去します。

  • ガラスコーティング

    剥離剤やサンダーを使って剥離を行います。

剥離作業イメージ

こうなると、コーティングの剥離からやり直しなどではなく、フローリングそのものの張り替えをしても、たいしてコストが変わらない…などというケースも出てくるかもしれません。

よって、何らかの理由から床のコーティングの補修が必要になったり、塗り直しなどを検討する可能性があることを想定して、コーティング方法に関してもしっかり検討した方がいいかもしれませんね。

コーティング剤の種類と、コーティングを施工する業者の姿勢やサービス内容、実際に施工作業を行うスタッフの技術の高さや丁寧さなどによって、コーティングの剥離作業にも差が出てしまうものです。

そしてこの剥離作業の出来ばえが、コーティングの塗り直し具合や仕上りにも大きく影響があるので、注意が必要ですね。

床の張替え工事イメージ

費用についても、パンフレットなどは過去の導入事例や、あくまでも定価を表示していますが、それぞれの家の住まい方の違いによっては定価と大きく開きがあるケースもありますから、事前に業者を呼んでしっかりと査定をしてもらい、打ち合わせをしてから決定することが大切です

急がば回れという言葉もあります。

あとから大きな時間のロス、コストのロスがないように、導入前にはとにかく徹底的に比較検討なさることをおススメします。

ワックスも同様にワックスの剥離を業者に依頼した場合、剥離のほうが高くなります。

剥離作業は水分に弱いフローリングにとって負担がかかる行為で、作業に時間がかかってしまうとフローリングにダメージを与えてしまいます

業者の場合、短時間で剥離作業を行うことができるのでフローリングを痛めることがほとんどありません。

DIYでやった方が費用がかかりませんが、手間やフローリングを痛めた場合の事を考えると業者に依頼したほうが安心です手間やフローリングを痛めた場合の事を考えると業者に依頼したほうが安心です。

業者によってはワックスの際に傷の補修を割安で行ってくれる場合もありますので相談してみましょう。

フローリングワックスを業者に依頼した場合の相場費用は以下になります。

フローリングワックスを業者に依頼した場合の費用

横にスワイプで詳細が見れます
作業内容費用単位
フロアクリーニング・ワックス10,000円~10帖
ワックス剥離25,000円~10帖
フローリングの傷部分を補修5,000円~1箇所

耐久性の高い
フロアコーティングなら
長期間メンテナンス不要

ワックスやウレタンコーティングなど、導入費用が安いコーティングもありますが、耐久年数が短いので数年後には剥離と再施工が必要になります。

ワックスの場合は数ヶ月に一度、ウレタンコーティングやシリコンコーティングも2年~10年一度、塗り直しやメンテナンスが必要で、その度に手間や費用がかかります

ガラスコーティングやUVコーティングなどの耐久年数が20年以上のフロアコーティングを施工すると、長期間に渡ってフローリングの保護をすることができるため、メンテナンスが不要になります。

以下は、30年間でかかる費用の比較を行ったものです。

横にスワイプで詳細が見れます
30年でかかる費用の比較

フローリングを15年に1回張り替えた場合は30年で300万円

ワックスの場合は1年に1回の塗布で同じく30年で300万円かかります。

ガラスコーティングのEPCOATは、初期費用はかかるものの、耐久年数が30年と長期間の為、張替えやワックスがけの約1/10の費用で済みます。

フロアコーティングを施工することで、メンテナンスが不要になるだけでなく、様々な床のトラブルからフローリングを保護することができ、床を長持ちさせる事ができます

以下のページでは、フロアコーティングの種類と特徴について詳しく解説していますのでご参考ください。

長い間、フローリングの床を保護し続けることができるフロアコーティング、ぜひご検討ください。

EPCOATを施工したフローリング

監修者

中島敦輝
  • 株式会社ジェブ
  • コーティング施工技術者・防除作業監督者

中島敦輝

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