ウレタンコーティングの特徴

ウレタンコーティングの特徴

ウレタンコーティングは安価で施工が簡単

ウレタンコーティングは、フロアコーティングの種類の一つで、ウレタン樹脂塗料を材料としたコーティングの総称です。
フロアコーティングの中では一番歴史があり、広く知られており、施工が容易で価格も比較的手ごろな為、過去の施工実例が最も多いコーティングです。
ツヤもよく、汎用ワックスより強度や耐久性は高く、2、3年から10年程度は床を保護します。

ウレタンコーティング施工イメージ

ウレタンコーティングは水性と油性の2種類あり

ウレタン塗料には水性と油性があります。
油性の特徴としては、ウレタン樹脂の溶剤に石油系溶剤を使用して作られています。
油性ウレタン塗料はトルエンなどの多くの溶剤を含んでいるので強い臭いを放ち、施工後も強い臭いが残ります。
油性ウレタンコーティングの塗料がVOCの問題で話題となり、環境基準の高い国では使用を制限される等の規制が進んでいます。
VOCとは、揮発性有機化合物のことで、この中にはシックハウス症候群の原因となる物質も含まれています。
この理由から現在では水性ウレタンコーティングが多く使われるようになりました。

水性ウレタンコーティングは溶剤に水を使用しており、油性よりもVOCの含有率が低く、環境や人体に優しい塗料になります。
水性の塗料は強度が弱いと思われがちですが、これは誤った認識です。
油性も水性も塗膜に残るのは樹脂の成分だけなので、厳密な違いはありますが、ほとんど一緒なのです。
油性の場合は水性よりも樹脂成分を多く染み込ませることができるため、水性よりも強度を強くすることができます。

施工が容易な反面、耐久性は弱い

ただ、弊社が行ったブラシで磨く強度調査では、EPCOATが20000回磨いても傷が付きませんでしたが、 水性ウレタンコーティングを行ったフローリングは200回で傷が付いてしまいました。
これは、UVコーティングや油性ウレタンコーティングと比べても約10分の1の強度です。

耐傷性試験

ウレタンコーティングはフロアコーティングの中では価格が最も安価で施工も簡単にできる反面、 耐久性はさほど無く、一般的に2~3年の耐久性となり、効果もワックスを強くした程度のものとなります。
また水性タイプなので、水や薬品に非常に弱く、これらがコーティング面に触れてしまうと表面が劣化してしまう事があります。

EPCOATと比べて短期的な費用は安くなりますが、耐久性や安全面では劣ってしまいます。
以上がウレタンコーティングの特性です。