多くのお客様が新居の購入やリフォームの際にフロアコーティングを行う事が多く、お申し込みから施工完了までの間、初めての経験がたくさんあるかと思います。
今回は、フロアコーティングを決めていよいよ施工当日にどういった手はずになるか見てみましょう。
まずは鍵の開錠方法ですが、当日立ち会って鍵開けをお願いできるのか、工事キーなどで入らせてもらうのかという事になります。
立会いの場合は、本日の施工場所の確認や傷の有無の確認などがあります。
そこから施工準備が始まりますので、一旦離れてもらって夕方に施工完了を確認してもらっています。
ここからは、普通は目にする事がない施工中の作業内容について説明します。
まずは清掃です。
塵や埃が入らないようにしっかり清掃し、塗料が余計な所に付かないように養生します。
それが終わってからいよいよフロアコーティングの塗布作業に入ります。
それが終わると硬化させるための乾燥時間(3~4時間)になります。
この状態はいわゆるペンキ塗りたての状態ですので入室禁止です。
引越しと同時の施工では、沢山の業者の出入りがありますので、この時間帯は入室禁止をご協力いただいています。
その後最終的な仕上げをして引渡しになります。
フロアコーティングは標準的な家の場合、1日で作業が終わりますので翌日から入居ができます。
まだコーティングが完全には硬化していないので物を引きずったり、テープ等を貼らないようにお願いしています。
この状態でも他のシリコンコート位(硬度4H)の硬度はあるので生活には支障はありません。
最終的には硬度6H以上に硬くなります。
フロアコーティングの施工後、その日に入室する場合などはスリッパの着用を薦めています。
フロアコーティングは完全硬化するまでに3日程かかります。
それまでは重い物は引きずらない、スリッパで履いて入室するなどをすれば確実です。
完全硬化後は普段通りに使えます。
またこれは一般的なスリッパの注意事項になりますが、スリッパなどは底面にゴミや埃が付着しやすい為、砂石などが付いた状態で引きずってしまうと床面に線キズなどを付けてしまう場合があります。
普段スリッパを使っている場合は、底面のお掃除もしておくと美しいフローリングが長く楽しめます。