ワックスとフロアコーティングは別物

ワックスは劣化する
フロアコーティングと
ワックスの違いについて

ワックスと
フロアコーティングの違い

フロアコーティングに関するお問い合わせの中で、ワックスとの違いを聞かれる方も多くいらっしゃいます。

一般的にはワックスもフロアコーティングも似たような認識かもしれませんが、実際の所、ワックスとフロアコーティングでは性能はもちろん用途や目的も大きく異なります。

ワックスを塗る目的は、光沢を出したり、元々付いている傷や汚れなどを隠しフローリングの見た目を良くする事で、そこに床を保護する機能はほとんどありません

ワックス = フローリングの見た目を綺麗にする

フロアコーティング = フローリングを保護する

ワックスは何度も剥がして塗る事ができるので、塗った後汚れてしまったら再度塗り直すことが可能です。

1回のワックス塗布にかかる金額は、自分で塗った場合数千円~2万円程度ですが、耐久性が無いため毎年のように塗り直す必要があります

その度の荷物の移動や剥離作業などを考えると、面倒に思う人が多いのも事実です。

また、人が歩くことによってワックス表面が擦れてしまい摩耗する劣化や、水分や薬品にも弱く清掃する際にワックスが劣化してしまうなど、定期的なメンテナンスを怠ると、むしろフローリングが汚く見えてしまう事もあるため、逆効果となってしまう場合があります。

ワックスが剥げてしまったフローリング

対してフロアコーティングの場合、単価はワックスよりも高いのですが、耐久力があるため1度施工したら毎年再塗装するような頻繁なメンテナンスは不要となります。

摩耗や水分にも強いため、生活する上でフロアコーティングの劣化を心配することもさほどありません。

これまで定期的に行っていた家具移動やワックスを塗る手間が省け、耐久力も高くなるので、ワックスではなくフロアコーティングを選択する人が増えています。

ワックスフリーの床材でもフロアコーティングは必要?

ワックスフリーの床材に
フロアコーティングは必要?

現在出回っているフローリングの中には『ワックスフリー』と謳っているものがあります。
そのような床材を選択された方から聞かれる質問として、

「ワックスフリーのフローリングだからフロアコーティングをする必要はない?」

「ワックスフリーの上にフロアコーティングって出来るの?出来たとしても意味はない?」

と言ったものがあります。

ワックスフリータイプ床材の断面イメージ

ワックスフリーの床材は、フローリングの表面に“保護フィルム”が焼き付けられた状態で、ツヤを出し防護硬化を向上させています。

しかし、その保護フィルムはあまり長持ちするものではなく、一般的に3~5年ですり減って無くなってしまいます
その後はツヤもなくなり、何もしていないフローリングと同様、日常のダメージを受けてしまう状態となってしまいます。

経年劣化したワックスフリータイプ床材

そもそもワックスとはツヤを出すための清掃用品なので、「ツヤ出しの為のワックスを塗る必要がない」というだけで、「ワックスフリーのフローリングだからうちはフロアコーティングをしなくても大丈夫」という考えは誤りです。

日常的なトラブルからフローリングを保護するためには、フロアコーティングは必ずご検討頂いた方が、せっかくの新築を綺麗に保ちご安心頂く事ができるとお伝えしています。

フロアコーティング「EPCOAT」は業界最高クラスの耐久性で、ご自宅のフローリングを30年以上保護できます。

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