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夏になると、フローリングを裸足で歩いたときに「ベタベタする」「掃除をしたのにすっきりしない」と感じることはないでしょうか。
汗をかきやすく湿度も高くなる夏は、床に足裏の汚れが付着しやすい季節です。見た目には汚れていなくても、足裏に触れたときの感触が住まいの快適性に影響することがあります。
株式会社ジェブでは、夏の床で感じる不快感や汚れ、日常的に行っている対策を調べるため、全国の20歳以上49歳以下の持ち家に住む既婚男女500名を対象に「夏の床の不快感に関するアンケート」を実施しました。
この記事では、アンケート結果をもとに、夏の床で不快感が生じる原因や掃除方法、入居前に考えておきたい床対策について解説します。
「夏に自宅の床で不快感を感じることはありますか?」と質問したところ、回答は次のようになりました。
「とても感じる」と「やや感じる」を合わせると50.0%となり、2人に1人が夏の床に何らかの不快感を抱いていることがわかりました。
床は毎日歩いたり座ったりする場所ですが、普段は床の触り心地まで意識する機会は多くありません。 しかし、裸足で過ごすことが増える夏になると、ベタつきや汚れなどの変化に気づきやすくなります。
夏の床に不快感を感じている250名に、具体的な内容を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「ベタつきが気になる」の61.2%でした。
続いて、次のような回答が寄せられています。
「ベタつき」と「裸足で歩いたときの不快感」が上位となっており、夏の床では見た目の汚れだけでなく、足裏に触れたときの感覚が大きなストレスになっていることがわかります。
また、「掃除してもすっきりしない」という回答が24.0%あったことから、普段どおりに掃除していても、床の感触が改善されないと感じている人も少なくないようです。
夏の床で最も多い不満は床の「ベタつき」
夏の床で気になりやすい汚れについて聞いたところ、「汗によるベタつき」が42.2%で最も多く、僅差で「足裏の皮脂汚れ」が41.0%となりました。
そのほかの回答は次のとおりです。
夏は足裏の汗や汚れが床に付着しやすいうえ、湿度が高いことで水分が乾きにくくなります。 床に残った汚れと水分が混ざることで、ベタつきや黒ずみにつながる可能性があります。
フローリングのベタつきには、皮脂や油汚れ、湿気、ワックスや洗浄成分の残留など、複数の原因が考えられます。 床材や表面仕上げによって適切な掃除方法が異なるため、原因を確認せずに強い洗剤や大量の水を使うことは避けましょう。
水拭きをする前に、掃除機やフローリングワイパーを使って、床表面のホコリや砂を取り除きます。
砂などが残った状態で強く拭くと、汚れが広がるだけでなく、床表面に細かな傷がつく原因になることがあります。
部屋の奥から出入口に向かって掃除すると、集めたホコリを踏まずに作業しやすくなります。
水拭きが可能な床材であれば、水にぬらして固く絞った布やモップで拭きます。
床に水分を多く残すと、床材の継ぎ目から水が入り込み、膨れや反り、変色などの原因になる場合があります。 水拭き後は乾いた布で仕上げ拭きを行い、床表面に水分を残さないことが大切です。
無垢材や特殊な表面加工が施された床など、水拭きに注意が必要な床材もあります。事前に床材メーカーや住宅会社のお手入れ方法を確認しましょう。
水拭きだけではベタつきが取れない場合は、床材に使用できる住宅用中性洗剤を薄めて使う方法があります。
洗剤を使用した後は、洗浄成分が床に残らないように水拭きを行い、最後に乾拭きします。
アルカリ性や酸性の強い洗剤、研磨剤、溶剤などは、床材や表面の塗装を傷める可能性があります。 必ず製品の表示を確認し、目立たない場所で試してから使用してください。
床の水拭きだけでなく、エアコンの除湿運転や除湿機、換気などを使って室内の湿度を調整することも大切です。
特に梅雨から夏にかけては、窓を開けることで外の湿った空気が入り、かえって室内の湿度が上がる場合があります。 屋外の状況を確認しながら、エアコンや除湿機と換気を使い分けましょう。
床を掃除していても、ラグやスリッパに汗や汚れが残っていると、歩くたびに床へ汚れが広がることがあります。
ラグやカーペットは定期的に持ち上げ、床との間に湿気や汚れがたまっていないか確認しましょう。 洗濯できるスリッパは定期的に洗い、洗濯できないものは裏面を拭いて清潔に保ちます。
今回の調査では、フロアコーティングを「している」と回答した人は26.6%、「していない」は55.6%、「わからない」は17.8%でした。
フロアコーティングをしている133名に床の不満を聞いたところ、次のような回答がありました。
一方、フロアコーティングをしていない278名では、「ベタつきが気になる」が26.98%、「特に不満はない」が34.17%でした。
この結果だけを見ると、フロアコーティングをしている人にもベタつきなどの不満があることがわかります。 ただし、施工されているコーティングの種類、施工からの経過年数、床材、生活環境、掃除方法などは調査していません。
そのため、このアンケート結果だけで、フロアコーティングの有無によって夏の床が快適になる、または不快になると判断することはできません。
フロアコーティングは、施工されているかどうかだけでなく、製品の性能や床材との相性、施工品質、施工後のお手入れまで含めて考える必要があります。
フロアコーティングをしていない278名に、夏の床のベタつきや汚れ対策としてフロアコーティングに興味があるか聞いたところ、回答は次のようになりました。
「とても興味がある」と「やや興味がある」を合わせると38.13%となりました。
一方で、27.70%はフロアコーティングそのものを知らなかったと回答しています。 床の汚れや掃除の負担に悩んでいても、対策方法のひとつとして認識されていないケースがあることがうかがえます。
フロアコーティングは、フローリングの表面に保護膜を形成し、汚れや傷から床を守ることを目的とした施工です。
防汚性のあるコーティングを施工すると、汚れが床材へ直接付着したり染み込んだりすることを抑え、日常のお手入れをしやすくする効果が期待できます。
ただし、フロアコーティングを施工すれば、汗や皮脂が床に付着しなくなるわけではありません。 夏場は施工後の床でも定期的な掃除が必要です。
また、フロアコーティングには、ガラス、UV、シリコン、ウレタンなど複数の種類があります。 製品によって光沢、滑りにくさ、耐久性、汚れの落としやすさなどが異なります。
価格だけで判断せず、実際の施工サンプルや性能試験、保証内容などを確認することが大切です。
水や汚れの染み込みを防ぐ「EPCOAT」
夏の床対策として考える場合は、汗や皮脂、食べこぼしなどの汚れを拭き取りやすいか確認します。
「汚れに強い」という説明だけでなく、どのような試験を行っているのか、どの洗剤を使用できるのかも確認しましょう。
コーティングによっては床の光沢が強くなったり、施工前と足触りが変わったりすることがあります。
光沢のある仕上がりが好みか、床本来の質感を残した仕上がりが好みかによって、適した製品は異なります。 サンプルを見るだけでなく、可能であれば実際に施工された床を歩いて確認すると安心です。
すべての床材に同じコーティングを施工できるとは限りません。
シートフローリング、突板、挽き板、無垢材、ワックスフリー床材など、床の種類によって施工方法や注意点が異なります。 床材のメーカー名や品番を施工会社に伝え、施工可能か確認しましょう。
「耐久年数」と「保証期間」は同じとは限りません。
保証の対象となる症状、補修方法、免責事項、定期点検やメンテナンスの有無などを確認することが重要です。
施工後に水拭きできるのか、使用できる洗剤に制限があるのか、ワックスがけが必要なのかなども確認しておきましょう。
日常的なお手入れ方法が暮らしに合っていなければ、施工後も掃除の負担を感じる可能性があります。
床の不快感や汚れについて、住み始める前に対策しておけばよかったと思うか聞いたところ、「とても思う」は15.0%、「やや思う」は30.6%でした。
両者を合わせると45.6%となり、半数近くが入居前の床対策に何らかの必要性を感じていることがわかります。
入居前は床が新しく、実際の生活で発生する汗や皮脂汚れ、食べこぼし、傷、掃除の負担などを想像しにくい時期です。
また、引っ越し準備や家具・家電の購入、各種手続きなどが重なり、床対策まで検討する余裕がないこともあります。
しかし、家具を搬入した後に床全体の対策を行う場合は、家具の移動や一時的な生活スペースの確保が必要になります。 フロアコーティングを選ぶかどうかにかかわらず、入居前に床の掃除方法や保護方法を確認しておくことが大切です。
お悩み相談の多い食べこぼし問題
床のベタつきが気になるときは、まず現在付着している汗や皮脂、ホコリなどを適切な方法で取り除く必要があります。
一方、日常の掃除は汚れを落とすためのものであり、今後付着する汚れや傷を完全に防ぐものではありません。
夏の床を快適に保つためには、次の2つを分けて考えるとよいでしょう。
日常の掃除や湿気対策に加え、ラグ、スリッパ、床材の表面性能、フロアコーティングなど、生活環境に合った方法を組み合わせることが重要です。
今回のアンケートでは、夏に自宅の床で不快感を感じている人が50.0%となりました。
不快感の内容では「ベタつきが気になる」が61.2%で最も多く、「裸足で歩くと不快」「汚れが目立つ」「掃除してもすっきりしない」といった回答も多く寄せられています。
夏の床を快適に保つには、ホコリや砂を取り除いたうえで、床材に合った方法で皮脂や汗の汚れを拭き取ることが基本です。 室内の湿気や、ラグ、スリッパなどの汚れにも注意しましょう。
また、45.6%が床の不快感や汚れについて、住み始める前に対策しておけばよかったと回答しています。
フロアコーティングも床対策のひとつですが、施工するだけで夏のベタつきがなくなるとは限りません。 防汚性、足触り、床材との相性、耐久性、保証、施工後のお手入れ方法などを比較したうえで検討することが大切です。
フロアコーティング「EPCOAT」で夏の不快感の対策を
足裏の汗や汚れ、油分、湿気、食べこぼし、洗剤成分やワックスの残留などが考えられます。
複数の原因が重なっている場合もあるため、床材に合った方法で少しずつ確認しましょう。
軽い汚れであれば、水にぬらして固く絞った布で改善することがあります。
ただし、水拭きに適さない床材もあるため、床材メーカーのお手入れ方法を確認してください。
床材に使用できる住宅用中性洗剤を薄めて使う方法があります。
使用後は洗浄成分が残らないように拭き取り、乾拭きで仕上げます。
目立たない場所で試してから使用しましょう。
汗や皮脂そのものが付着しなくなるわけではないため、ベタつきを完全に防ぐものではありません。
ただし、防汚性のある製品であれば、付着した汚れを拭き取りやすくなることが期待できます。
入居後でも施工できる場合がありますが、家具の移動や施工スペースの確保が必要です。
家具が置かれていない新築への入居前や引っ越し前の方が、床全体を施工しやすい傾向があります。
※複数回答の設問は、回答割合の合計が100%を超える場合があります。
※設問により回答対象者数が異なります。
※本記事で紹介している数値は、株式会社ジェブが実施したアンケートの結果です。
コチラの記事で『フロアコーティングとは?フローリングの基礎知識を解説』を紹介しているので参考にしてください。
皆さんは、「フロアコーティング」という言葉をご存じでしょうか。「耳にしたことはあるけれど、ワックスとの違いがわからない」という方が少なくないかもしれません。このページではフロアコーティングの種類や特徴、ワックスとの違いやメリット等、フロアコーティング全般の基礎知識についてご説明していきます。
コチラの記事で『夏の床の不快感に関するアンケート結果』を紹介しているので参考にしてください。
株式会社ジェブでは、夏季に自宅の床で感じる不快感や汚れ、日常的に行っている対策、フロアコーティングの施工状況などを確認するため、全国の20歳以上49歳以下の既婚男女500名を対象にアンケートを実施しました。本ページでは、2026年7月15日に実施した「夏の床の不快感に関するアンケート」の全結果を掲載します。