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フロアコーティングの目的を整理しましょう

フロアコーティングには、液剤や施工方法により様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。

例えば、「コーティング塗装が長持ちする・しない」、「艶が有る・無い」、「水や油汚れに強い・弱い」など。

その特徴をうまく活かすためにも、皆さん自身の「フロアコーティングをする目的」をきちんと整理しておきましょう。

「終の棲家と思って作った家。ライフスタイルも変化しないから、30年しっかりフローリングを保護したい」

という目的の方と、

「家具インテリアの模様替えに合わせて床も都度リフォームしたい。だから10年間ピカピカに保てればOK」

という目的の方とでは、オススメする施工も変わってきます。

キッチンの油汚れを気にしている方もいらっしゃれば、お子様に安全なコーティングを希望される方もいらっしゃいます。

お客様が目的を整理することで、業者側も、それに合う施工を決めることができるのです。

新築住宅・新築マンションのフローリングを長期間保護する目的であれば、耐久性の高い無機系コーティングがオススメです。

ペットを飼っていて、細かな引っ掻き傷が心配な場合も、無機系コーティングを施工する方がいいでしょう。

UVコーティング
UVコーティングはギラギラした光沢が特徴

一方、次のリフォームまでなど期間が限られている場合や、床の保護より華やかな装飾性を重視する場合や住居店舗併用住宅などでは、光沢が強く、ピカピカに艶の出るUVフロアコーティングがオススメです。

このように、お客様の目的や用途次第で、施工内容は変わります。相談する前にぜひ優先順位を整理しましょう。

比較的オールマイティなのが無機系コーティングで、無機系コーティングの代表がガラスコーティングEPCOATです。

商品の詳しい魅力や「強み」は、こちらのオフィシャルサイトからご覧ください。

UVウレタンコーティングをする前に確認しておきたいポイント

フロアコーティングを初めてご検討の方向けにわかりやすくお伝えする情報ブログです。

毎日少しずつ、コーティングのAtoZをご説明しております。

「フロアコーティングってどんな種類があるの?」
「それぞれどんな特徴なの?」

初めての方にはわからないことだらけで、少し敷居が高いですよね?

そうなんです。フロアコーティングには多くの種類があるのです。それぞれの特徴やメリット・デメリットを知った上で、どのようなコーティングを選択するのかを決めましょう。

今回は、コーティングを検討する人が一度は耳にするであろう「UVウレタンコーティング」の、確認しておきたいポイントについてお伝えします。

つやつやのUVコーティング

UVウレタンコーティングに決める前に確認しておきたいのは、その光沢です。
このコーティングは、光をよく反射するため、他の塗料に比べて光沢が強く、お客様によっては眩しく感じることさえあります。

コーティングの仕上がりが、空間の雰囲気に合わない場合もあるため、事前にサンプルなどで確認してください。一度施工してから剥がすとなると、大変コストがかさんでしまいます。

特にインテリアコーディネートにこだわりのある方には、お気をつけていただきたいのです。

このコーティングと合うインテリアテイストと合わないテイストがあるので、とても注意が必要です。

わかりやすい例を挙げると、最近流行りのブルックリンスタイルの家具や、Journal Standard Furniture(ジャーナルスタンダードファニチャー)やTruck(トラック)などの男前インテリアは、ヴィンテージ感が魅力なので、ピッカピカのUVウレタンコーティングとは最も相性が悪いと言えるでしょう。

また、ナチュラルや北欧風など、自然な木の風合いを大切にする家具インテリアも、UVコーティングとは相性が悪いと言えます。

(出典:ブルックリンスタイルのインテリア SUVACO

一方で、ひと昔前に流行った、グラマラスなインテリアや、姫系などエレガントなテイストのインテリアでしたら、むしろUVコーティングのピカピカな床が合いますね。

(インテリアコーディネートとフロアコーティングについてはコチラの記事も合わせてお読みください)

なお、当たり前のことですが、どんな種類のコーティングをしていても、耐久力を超える衝撃を与えると傷がつきます。
その際、光沢の強い床の場合、傷はかえって目立ってしまうこともあるのです。

特に、濃い色の床材にUVウレタンコーティングを使用する際は気をつけなければいけません。
また、廊下の中心やリビングの家事導線など、特によく歩く場所は、経年変化により摩耗が目立ち、光沢のある場所とない場所のムラが出来る事があります。

UVウレタンコーティングをおこなう前に、仕上がりにどの程度の光沢があるのかをショールーム等で確認しておきましょう。
サンプルの床が、室内の照明や太陽光をどのように反射するのかも、しっかり確認しておくといいですね。

このブログがコーティング検討中のみなさまのお役に立てれば幸いです!

株式会社ジェブへの来店ご予約やご質問などお気軽にフリーダイヤル0120-406-540まで!

ご自宅のフロアはインテリアの雰囲気と合っていますか?

皆さんの中には、家具や雑貨、カーテン、カーペット、ラグ、照明器具などの「インテリア」にこだわりを持っている方はおられますか?
昨今はちょっとしたインテリアブームで、これまで一般人に手の届かなかったインテリアコーディネートも、かなり身近なものになりました。

ミッドセンチュリーイームズのチェアなどや北欧家具なども根強い人気だし、最近は男前グランジ系ブルックリンスタイルも人気ですね。

趣味で名作家具やインテリア雑貨を集めている…なんていう方も多くおられるのではないでしょうか。

インテリアは、室内空間を彩り、住空間の心地よさを左右する重要なもの。
また、インテリアと同様に、お部屋の雰囲気に影響は与えているものがあります。
それがフローリングです。
フローリングは、室内装飾ではありませんが、お部屋の美観を左右する一つの要素といえるでしょう。

(出典:RoomClip

そのため、インテリアのイメージと対立しないようにしなければいけません。
例えば、イメージの統一されたインテリアが並んでいる中に、ギラギラと艶があるフローリングでは調和しませんよね。

また、今はグラマラスなインテリアがお好みでも、将来的にシンプルナチュラルなテイストや、和テイストなどに趣味趣向が変わらないとも限りません。

良質なフロアコーティングはそれなりに施工コストも高いので、インテリアの好みが変わるたびに塗り直すことはできません。

このような理由から、現在好評なフロアコーティングは、艶控えめタイプです。

株式会社ジェブの無機質ガラスコーティングEPCOAT」も控えめで上品な光沢が人気。インテリアこだわりの強いお客様にお選びいただいています。

(出典:株式会社ジェブ EPCOAT-M)

さらにこのたび弊社では、従来の艶控えめタイプ「EPCOAT」に加え、新たに艶なしコーティング「EPCOAT-M(イーピーコート・マット)」ガラスコーティングを開発しました。

艶控えめでも、まだその艶が気になるという方のための新商品「EPCOAT-M」なら、インテリア上級者のこだわりも叶えます。

これまでの一般的なコーティングは、人工的なツヤ感がどうしても気になりました。

最近のフローリングは無垢材と見分けのつかないような素材感が素晴らしく、せっかくの風合いを、いかにも人工的なピカピカのコーティングでだいなしにしたくないですよね?

EPCOATや、さらに艶のないEPCOAT-Mなら、北欧テイストナチュラルテイストのインテリアとよく調和し、美観を損ねることのないフローリングが実現します。

家具インテリアとフローリング、その全てでまとまりのある室内空間をつくることで、より豊かで気持ちの良い毎日を過ごすことができるようになるでしょう。

UVフロアコーティングのデメリット

コーティングと一口に言っても、ジェブが扱っているガラスコーティングを中心に、様々な種類のものがあります。

そもそもフロアコーティングの歴史を紐解けばワックスに遡ります。ワックスから徐々に進化して、水性ウレタンコーティング、油性ウレタンコーティング、UVコーティング、シリコンコーティングなど様々な種類のコーティングが誕生しました。最も新しく誕生したのがガラスコーティングとなります。

ガラスコーティング以前のコーティングはすべて有機系コーティングで、ガラスコーティングは無機系コーティングとなります。無機系の大きな特徴は有機系物質と混じり合わないということ。つまり、水や汚れなどと混じり合い汚れが定着したり黄ばんだりしないということです。そのほか、ガラスの特性として耐久性が強いなど様々なメリットを持っています。

以上、ざっとコーティングのおさらいでした。

さて今回は、数あるコーティングの中から、UVフロアコーティングのデメリットについてお話していきたいと思いますので、UVフロアコーティングをご検討の方は、一度参考にしてみてください。

まず見た目の問題に関してですが、UVフロアコーティングは光沢が強いという特徴があります。
そのため、コーティング後に新品のような輝きを見ることは可能になるのですが、照明の光が反射してしまってまぶしく感じてしまうこともあるようです。
そういった輝きがあった方がいいという方もいらっしゃると思いますが、どの程度の照明なら反射を抑えることができるのか、ショールームでしっかり確認しておきたいですね。

ピカピカのUVコーティング

保護の目的というよりも、装飾性を求める方には最適です。ゴージャスでグラマラスなインテリアがお好きな方、住まいの一角が店舗・商業施設を含むケースなどはとても向いているようです。

また、せっかくフロアコーティング施工をするのだから、パッと見てそれとわかるようピカピカしたいというお考えの方は、施工したことが一目瞭然のUVフロアコーティングをお選びになるといいでしょう。

UVフロアコーティングは、その特殊さから施工価格が高くなりがちですから、せっかく高いお金をかけたなら、このくらいピッカピカにしたいというお気持ちになるかもしれません。

UVコーティングが比較的費用が高い理由は、特殊な機材を用いて、ウレタンなどを主流とした特殊な樹脂を紫外線照射で瞬時に焼き付けて塗装を行うため、特殊な機材を用いる必要性があるからです。

高価格に見合うように、しっかりと高品質な原料で高技術な施工を行ってもらえればいいのですが、中には悪徳業者も少なからずいるので、騙されないように注意が必要かもしれません。依頼先は、しっかりと見極めたいですね。

ultraviolet

最後に、UVフロアコーティングについて、消費者の方が誤解を抱きがちな点についてお伝えします。それは、そのネーミングから「UVケア」を連想させること。つまり、紫外線に強いのではないか?と誤解する方が非常に多いのです。

しかしUVフロアコーティングは、「UV硬化型コーティング」を略したネーミングで、上で簡単に説明したように、コーティング剤を圧着させる方法として紫外線照射で焼き付けるという方法を採用しているため、UVコーティングという名称となっています。

紫外線に強いというわけではなく、むしろガラスコーティングと比べて紫外線には弱いので、その点はあらかじめしっかりと認識しておいてください。

シリコン配合ウレタンコーティングの特徴

有機系コーティングの一つであるシリコン配合ウレタンコーティング。単に「シリコンコーティング」「シリコンフロアコーティング」などとも呼ばれていますね。

価格的には有機系のなかで高いものであるこのコーティングの特徴を紹介します。

シリコン配合ウレタンコーティングは1液性シリコン配合ウレタン塗料という素材を使っていて、耐久性は5年程度といわれています。

シリコン配合ウレタンコーティングの特徴として汚れにくく、汚れが落ちやすいというものがあります。

また、艶、光沢の調節が可能という特徴もあり、施工も簡単に行うことができます。

剥離は6日から10日で可能なので、失敗してもリカバリーできるというメリットがあります。

しかし、実際に剥離するとなると非現実的な費用がかかるので床材の破損や塗り直しをするよりも、実質的にはフローリングを張り替えざるを得ないというケースも散見されます。

そして、耐久が5年程度であるのに対して高価であるということがデメリットとしてあげられます。

よって、シリコン配合ウレタンコーティングは光沢の調節がしたい方にはおすすめできますが、ペットのひっかき傷などが心配な方にはお勧めできないコーティングということです。

ご自身がコーティングに何を求めるかを見極め、優先順位を整理なさるには、このような情報はしっかりとインプットしておきたいですね。