「フロアコーティングの種類とその違いについて」カテゴリーアーカイブ

美しい床を保つには

新築のときには惚れ惚れするほどきれいだった床。ずっときれいに使いたいですよね。
床をきれいに保つには毎日の掃除が大切ですが、毎日掃除しても生活しているうちにキズが付いたりして汚れてきます。

細かい傷はたいしたことないと思っていらっしゃるかと思いますが、細かい傷にも汚れは染み込むので、徐々に汚くなっていき、いくら掃除してもキレイにならない・・・なんていうことも。

また、毎日雑巾がけやウェットモップなどで掃除をすることが劣化を早め、新築のときのような艶はどんどん失われてしまいます。

いつまでも新築のような美しさを保ち、細かい傷を防ぎ、艶を保ちたいとお考えなら、フロアコーティングが良いでしょう。
フロアコーティングを行うとピカピカな床が保てるのはもちろんですが、キズや汚れを防ぐ効果もあって掃除がカンタンになります。

また、せっかくのフロアコーティングです。紫外線による色あせの対策のためUVカットのコーティングをしてもらうことがオススメです。

UVカットといえばUVコーティングを思い浮かべませんか?ネーミングに「UV」とついているので紫外線防止効果があるのではないかと思いがちですが、UVコーティングには紫外線防止効果はないのでご注意下さい

なぜUVというネーミングかというと、液剤を紫外線を使って硬化圧着させるからです。ジェルネイルと同じですね。

いつまでも新築のときのような美しい床を保っていたいとお考えなら、フロアコーティングがおすすめです。目的用途、自分の生活スタイルにあわせてフロアコーティングの種類を選びましょう。無機質ガラスコーティングEPCOATなら、高耐久性、高耐傷性、耐薬品性、紫外線防止、エコロジーなどさまざまな点において安心です。

ガラスコーティング~UVコーティングとの違い~

フロアコーティングの人気を二分するUVコーティングとガラスコーティング
それぞれ人気で、良いコーティング方法だということは分かったけれど、端的に何がどう違うのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
今回はこの両者の違いを簡単に、そして簡潔に紹介します。

「耐久年数」では20年~30年と、良い勝負ではありますが、両者の「違い」をおおまかにお伝えすると、ガラスコーティングの方がUVコーティングに比べて…

1、耐久性が高い
2、皮膜が薄いので耐屈曲性に優れている
3、安全性が、さらに高い
4、塗膜が厚いので床材の質感が出ない1、耐久性が高い
5、皮膜が薄いので耐屈曲性に優れている
の4点です。

5merit1ブラシによる研磨で耐傷性を検証する実験結果が物語っているように、UVコーティングと比較しても10倍の対傷性が実証されています。

ピカピカに輝いているフローリングはとても気持ちがよいものですが、インテリアや家の雰囲気によっては「マット調」「ツヤ控えめ」のほうがいい場合もありますよね。

商業建築や店舗などではツルツルピカピカが好まれることもありますが、寛いで過ごす住まいの中を落ち着いた景観にしたほうがいいとお考えの方にとっては、光沢を抑え目にしておいたほうが快適に過ごせます。

安全性においても、耐屈曲性においてもUVコーティングが特に劣っているわけではないので、UVコーティングかガラスコーティングかで迷っている方は、「値段」と「マット調にできるかどうか」をよくよく考えてお選びください。

きれいに剥がして塗り替えるのも技術が必要です。第一お金が無駄になります。簡単にやり直しがきかないことを踏まえ、じっくりと

UVコーティングの人気の秘密

「フロアコーティングといえば、UV」なんてイメージを持っている方もいるくらい、ここ最近特に注目度が高く、「ガラスコーティング」と人気を2分するフロアコーティングです。UVコーティングはこんなに人気があるのでしょうか。今回は人気の秘密を探ってみましょう。

「UV仕上げ」という言葉をご存知でしょうか?UVコーティングは、高級家具やピアノの鏡面仕上げなどに使われてい技術を応用したコーティングで、ギラギラピカピカに仕上がることから、高級感のあるゴージャスなインテリアにはピッタリですね。

UVコーティングの液剤は、ウレタン等でつくられる特別な樹脂がメインの材料となります。これを最新の紫外線(UV)照射の技術で、床に瞬間的に焼きつけます。

UV照射によりフローリングの表面を、きわめて硬度の高い塗膜面で覆うことができます。
1回の施工で、ワックスの10倍を超える厚みの塗膜を形成できます。

お若いミセスの方でしたら、ジェルネイルを紫外線(UV)照射で圧着させるという方法はよくご存知かと思います。UVコーティングの施工イメージは、まさにそれに近い感じです。

 

いったん施工してしまえばそのあとはもう、メンテナンスフリー。
「摩耗から、デリケートなフローリングを守る」という特性ではとても優秀なコーティングと言えますね。

ただし、注意が必要です。

よくみなさんUVと聞くとUVカットファンデーションのように紫外線防止効果があると思い込まれるのですが、そのイメージに反して紫外線には強くないので、紫外線にひょるフローリングの色褪せを気になさる方は、ガラスコーティングを候補に入れたほうがよさそうです。

また、ギラギラピカピカのゴージャスな見た目に抵抗のある方も同様。艶控え目のガラスコーティングをご検討下さい。

EPCOATと他社コーティングとの違い

当社のガラスコーティングEPCOAT(イーピーコート)には他社コーティングとの様々な違いや優位性があります。

今回はその違いをいくつかご紹介したいと思います。

まず、EPCOATにはUVカット剤が入っているので紫外線による劣化遅らすことができ、それによりフローリングの表面の黄ばみ変色ひび割れなどを防ぐことが可能となります。

UVカット剤が入っているからと言って、UVコーティングのようにギラギラと光沢が出るわけではありません

艶消し、艶なしタイプで施工することができるので、フローリングのインテリア性や風合いを損なわず、自然な雰囲気の床に仕上げることができます。

また、無機質ガラスコーティングなので、コーティングの素材が劣化することもなく、耐水性耐薬品性防汚性などの様々な耐久性に非常に優れているフロアコーティングと言えます。

そして、一般的にワックス以外のコーティングは剥離ができず、傷がついた時の補修が難しいと言われていますが、EPCOATの場合、塗膜が非常に薄いため、傷がついても部分補修が可能であります。

アフターサービスとして10年間の無料保証期間(※注1)がついているので、補修の追加費用などが心配な方にも安心してご利用いただけます。詳しくはお問合せ下さい。

(※注1…業務提携企業さまの保証に準ずるケースもございます)

その他、防臭消臭フッ素コーティング防カビコーティングなどのオプションもたくさんあります。みなさん、フロアコーティングと同日に施工できると好評です。

是非一度当社のガラスコーティングEPCOATをご検討ください。お問合せはコチラから!

無機系コーティングの特徴

ウレタンを使った有機系コーティングに対して、EPCOATやその他ガラスコーティングは無機系コーティングに分類されます。

今回は無機系コーティングの特徴についてお話しします。

まず、無機系コーティングの一番の特徴として、ガラス素材は一般的に劣化や変色がなく、耐久性が高いということがあげられます。

また、汚れにくく、汚れが落ちやすいというものや、耐薬品性耐傷性があることに加え、滑りにくくする効果があるというものを兼ね備えています。

デメリットとしては塗膜が薄いので艶が出にくいことや材料の価格が高額であるといったことがあげられます。

しかし、驚くべきはその耐久性で、耐久年数はなんとEPCOATだと30年、ガラスコーティングでは20年以上です。

安価な有機系コーティングでは定期的に塗りなおさなければならないので、長期間フローリングを保護することを考えると無機系コーティングの方がおすすめです。

これらの理由から、住宅の購入時やリフォームなど、新しいフローリングを長期間保護する目的でコーティングを検討されているのであれば、EPCOATなどの無機系コーティングをお勧めします。

たいていの方はイニシャルコスト(導入時にかかるコスト)だけに注目してしまいがちですが、ランニングコスト(住宅を建て替えるまでの長い年月にかかるコスト)も含めて、トータルで検証なさることをおススメします。

シリコン配合ウレタンコーティングの特徴

有機系コーティングの一つであるシリコン配合ウレタンコーティング。単に「シリコンコーティング」「シリコンフロアコーティング」などとも呼ばれていますね。

価格的には有機系のなかで高いものであるこのコーティングの特徴を紹介します。

シリコン配合ウレタンコーティングは1液性シリコン配合ウレタン塗料という素材を使っていて、耐久性は5年程度といわれています。

シリコン配合ウレタンコーティングの特徴として汚れにくく、汚れが落ちやすいというものがあります。

また、艶、光沢の調節が可能という特徴もあり、施工も簡単に行うことができます。

剥離は6日から10日で可能なので、失敗してもリカバリーできるというメリットがあります。

しかし、実際に剥離するとなると非現実的な費用がかかるので床材の破損や塗り直しをするよりも、実質的にはフローリングを張り替えざるを得ないというケースも散見されます。

そして、耐久が5年程度であるのに対して高価であるということがデメリットとしてあげられます。

よって、シリコン配合ウレタンコーティングは光沢の調節がしたい方にはおすすめできますが、ペットのひっかき傷などが心配な方にはお勧めできないコーティングということです。

ご自身がコーティングに何を求めるかを見極め、優先順位を整理なさるには、このような情報はしっかりとインプットしておきたいですね。

UVウレタンコーティングの特徴

今回は有機系コーティングの種類の一つであるUVウレタンコーティングについて紹介したいと思います。

UVウレタンコーティングはウレタンハードコーティングと同じくらいの耐久性をもち、その耐久年数は10年程度といわれています。

しかし、デメリットも多いコーティング剤でもあるのです。

まず大きなデメリットとしてUVという名前から生じる誤解現実とのギャップです。

女性の方なら特に「UV」と名が付くとお化粧品や日焼け止めを連想なさって、きっと紫外線に強いと思いこんでしまいますよね?

ところが真逆なんです。

UVウレタンコーティングは太陽光に弱く、日の良く当たる部分がひび割れを起こしてしまうという特徴があります。

これにより、UVウレタンコーティングを使う場合は窓ガラスのUVカットフィルム施工と併せて施工する必要があります。単体では紫外線予防にならないということですね。

また、コーティングの艶は出るのですが、艶の調節はできません

それにより光沢が強くなってしまいギラギラ光りすぎてしまうというデメリットも挙げられます。

さらには、経過年数が3年以上の場合、剥離ができないという特徴も持っており、コーティング剤だけを塗り直すことができず、劣化した場合はフローリング自体を張り替える必要が出てくるのです。

そんなUVウレタンコーティングですが、店舗など10年程度で改装することを前提とした場所や、保護より装飾を重視するのであれば、ピカピカに艶のでるUVウレタンコーティングが向いていますよ。

ウレタンハードコーティングの特徴

耐久性が大変高いけれどあまり普及していない。なぜだろう??

今回はそんなウレタンハードコーティングの特徴を説明します。

ウレタンハードコーティングは素材に2液性ウレタン塗料というものを使用しており、有機系コーティングの中で、最も耐久性が高いと言われています。

汚れにくく、汚れが落ちやすいという特徴もあり、その耐久年数は10年程度といわれています。

原料価格も無機系コーティングに比べると大幅に抑えられますし、有機系コーティングのシリコン配合ウレタンコーティングやUVウレタンコーティングよりも安価にできます。

耐久性があり安価であると考えると、かなりお得なように思えます。

しかし、ウレタンハードコーティングは一般的にあまり普及していません

その原因としてあげられるのは、施工が難しく、失敗するとリカバリーができないということです。

また、床材の破損や塗り直しをするためコーティングを剥離しようとしてもコーティングをしてから3年以上経過している部分の補修が不可であるということがあげられます。

補修が不可であるということは、床材が破損した時、フローリングの張り替えが必要となってしまうということです。

つまり、原料価格は安価ですが施工に技術を要するため、結果的に施工費金額が他より高くなってしまうという傾向があります。

知識として知っておくのもいいことでしょう。

フロアコーティング剤の耐久性について

フロアコーティング剤にはたくさん種類があり、何を比較して検討すればいいのかわからないという方もいると思います。

そこで今回は耐久性に焦点を当て、フロアコーティング剤の種類ついて紹介したいと思います。

まず、フロアコーティング剤は大きく分けて二つの種類に分けることができます。

一つ目は有機系のコーティングです。この有機系コーティングは一般的に有機物であるウレタン素材を塗料として使っていて、時間の経過とともに劣化し黄色く変色してしまいます。

配合の割合など、物にもよりますが、有機系コーティングのほとんどが劣化してしまうので耐久性は2年から10年程度となります。

もう一つは無機系コーティングというコーティング剤です。これは一般的にガラス素材を塗料としていて、劣化や変色がありません

ガラス素材を使用することで劣化や変色がなく耐久性が高まり、ガラスコーティングでは20年以上の耐久性、またEPCOATでは30年以上の耐久性を誇ります。

耐久性というものは善し悪しがすぐに判断できないものです。

後々になって劣化が早いように感じることのないよう、事前に第三者公的機関の試験結果証明書類を見せてもらい客観的な耐久性の検証結果をきちんと確認することをお勧めします。

UVコーティングのメリット、デメリットとは

フロアコーティングの中で、耐久性に優れていると言われているのがUVコーティングです。

その耐久性の高さから、高級家具のボディ、そしてピアノ等に使用されているようです。

そんなUVコーティングですが、やはりメリットがあればデメリットもあります。

そこで、今回はUVコーティングのメリットデメリットについて、ご紹介させていただこうと思います。

まず、メリットでいうと汚れにくい、汚れが落ちやすいところでしょうか。

また、10年以上もワックス掛けをしなくて良いので、掃除の際の時間的コストの削減にも良いでしょう。

保護よりも見た目を重視されるのであれば、ピカピカにツヤが出るのでオススメです。

逆にデメリットとしては、コストが高いツヤ仕上げしか対応できないためマット仕上げができない等が挙げられます。

さらに、業者ごとにコーティング剤の種類に違いがあるので、価格や性能等だけで判断してしまうのが危険です。

UVコーティングのメリット、デメリットはいかがでしたか?

フロアコーティングにも向き不向きがありますので、ご自身に一番合ったコーティング剤をオススメします。