無機系コーティングと言える基準とは

ここ数日、ワックスについてお伝えしてきました。いかがでしょうか?定期的なメンテナンスが億劫に感じられた方も多いのではないでしょうか。

ワックスはなかなかメンテナンスが大変だということが理解できた。さりとて大事なフローリングをきれいなまま、しかも手軽に維持したい・・・。

ということで、改めてフロアコーティングを検討しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんなフロアコーティングも大きくわけると二つの種類があります。
それが有機系コーティングと無機系コーティングの二種類です。

この2つの違いは一体なんなのでしょうか。

今回は、無機系コーティングの基準についてご紹介します。

まず、無機系コーティングというのは、そもそもガラスなどの素材を塗料としたものをいい、劣化や変色はしません。

一方、有機系コーティングというのは、ウレタン素材を原料として使っていて、その配合割合によっては時間の経過とともに劣化してしまったり黄色く変色してしまったりということがあります。

この基準というのは明確に知るためには、第三者公的機関にしっかりと調査をしてもらう必要があります。自社調べで色々な実験をしたものを公開しているコーティング業者も多いのですが、客観的立場の専門機関でしっかりと検証したデータをどれだけ公開できるか?というのは、重要です。

ガラスなどを少量混ぜただけの塗料はあまり無機系コーティングのメリットを発揮することができませんが、ガラスの含有率の低い無機質系コーティングを「劣化しない無機系コーティング」「最新ガラスコーティング」などと表示している業者もあります。

そして含有率の高いガラスコーティングと比べると、含有率の低いコーティングは当然ながら安価なので、お客様の中には騙されてしまうケースもあるようです。注意か必要ですよね。

このような業者に依頼すると、劣化しないと思ってフロアコーティングを施工したのに、
思ったより変色などの劣化が早く進んでしまうといったこともあるので注意が必要です。